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キャスタリア株式会社(東京都港区)はAR機能を搭載したiOSアプリ、WIKIHIKE(ウィキハイク)を2017年10月20日にアップデートしてリリースした。
今回はiOS版のみのリリースで、App Storeにてダウンロード可能だ。
WIKIHIKEとは自分と近い関心を持つ人たちとWikipediaを通じて「知識を回し読み」する感覚で学びを共有できるiPhoneアプリ。
普段の会話や、記事を読む中で気になった言葉をWIKIHIKEで検索することで自分だけの知のアーカイブを築くことができる。
今回のリリースでの目玉機能となるのがAR(Augmented Reality)機能だ。
昨年一大ムーブメントを巻き起こしたPokémon GOを初めとして空前のAR時代が到来している。
Google も今年5月に開催されたGoogle I/Oで画像認識アプリGoogle Lensを発表するなど、ますますARの利用が身近になりつつある中、Wikipediaという誰もが無料で使えるサービスにAR機能が搭載された。
WIKIHIKEでAR機能をオンにすると、Wikipediaに登録されている位置情報を利用して、半径10キロメートル以内の史跡や建物、さらには地域のお祭り情報などがスマートフォンの画面に表示され、いつもの見慣れた風景の中に、全く知らなかった新しい景色が現れる。
Wikipediaでの検索画面
プロフィール画面
WIKIHIKEを通じて検索するうちに履歴は蓄積されて、いつの間にか自分だけの知のアーカイブとなって知識が学びへと変わっていく。
検索する中で気になった言葉はライブラリーに追加して保存したり、ページにコメントを残したり、他の人のコメントを読んだりして、単なる検索ツールではなく自分だけのポケット百科事典として活用することで教育ツールとして利用することが可能だ。
さらにソーシャル機能の搭載によって、Facebook, Twitterを通じてつながる仲間たちとアプリの枠を超えて知的好奇心を共有して楽しむこともできる。
今後ソーシャル機能をさらに拡充し、よりユーザーが相互に学び合える機能を追加していく予定ということだ。
WIKIHIKEウェブサイト https://www.wikihike.net/
キャスタリア株式会社(本社:東京都港区)は「知の伝達を志す企業や機関へ効果的なテクノロジーを提供する」ことをミッションとする教育系企業。
モバイルでの学習に特化したオンラインプラットフォーム「Goocus(グーカス)」を開発し、企業や教育機関に提供している。
また長野県を中心に教育事業を行う学校法人信学会とともに、 日本初のプログラミング(コード)を必修科目とした広域通信制高校「コードアカデミー高等学校」の運営にも携わっている。
キャスタリア株式会社ウェブサイト https://castalia.co.jp/ja/
参照元:ニュースリリース
Wikipediaは、インターネットユーザーが共同作業で創り上げることを目的とした、質・量ともに史上最大のフリーのオンライン百科事典プロジェクト。またはその成果である百科事典本体のことである。
アメリカ・サンフランシスコの非営利団体ウィキメディア財団の名誉理事長、ジンボ・ウェールズによって2001年に個人的なプロジェクトとして開始され、2003年からは同財団によって運営されている。
資金面では多くの人々からの寄付によって支えられている。
現在、250を超える言語版で進行しており、全言語版総計で既に2500万項目以上の記事が作成されている。
日本語版用のウィキは2001年5月頃に開設されている。
Pokemon GOは、米ナイアンティック社と株式会社ポケモンによって共同開発されたARを使ったスマートフォン向け位置情報ゲームアプリ。
世界中で人気のRPG「ポケットモンスター」のポケモンたちを捕まえたりジムで戦わせたりするゲーム。
2016年に配信開始されており全世界の人々が熱狂し、社会現象にもなった。
Google Lensは、スマホのカメラを向けた物に関する詳細がARによって表示されるアプリ。
Googleの機械学習やAI技術(Google Assistant)がカメラレンズに応用されている。
「Augmented Reality」の略。日本語では「拡張現実」と訳される。
コンピュータにより現実環境を拡張する技術や現実環境のこと。
ゲームだけでなく、化粧品や洋服の試着、建設や不動産業界においてのシミュレーションなど幅広い分野で活用されている。
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