1000万円以上の資金を集めた、180度立体カメラ「LucidCam」がUC Berkeley Caltopia Festivalでデモ映像を公開

シリコンバレーのベンチャー企業Lucid VRが、180度カメラ「LucidCam」制作のための資金11万4千USドル以上をクラフドファンディングサービスを提供するindiegogoで調達に成功した。

Lucid VR社は8月21日と22日に、カリフォルニア州大学バークレー校で開催される、UC Berkeley Caltopia FestivalでLucidCamによる没入型動画のデモンストレーションを行った。

VRのビデオ映像には大学のキャンパスツアーの映像、そして自分がチームの一員としてプレイしているかのような体験ができる、4つのスポーツ体験映像が含まれていた。

VRキャンパスツアー映像は、世界中の人が学校のキャンパスライフを直接体験できるようになる可能性を秘めている。

Lucid VR社の共同創設者であり、CEOのHan Jin氏はVRキャンパスツアー映像について、以下のように語る。

「我々はカリファルニアの学生、そして当校に興味のある世界中の人に、美しいカリフォルニア大学のキャンパスのツアーを、まるで現実世界で受けているような、そんな体験を提供したい。ツアーガイドと共に小道を歩きながら、キャンパスを渡り歩く、そんな体験を提供したいのである。」

VRスポーツ体験映像（Cal Rec Sports VR）では、自分がラクロスなどのチームの一員かのような体験映像を見ることができる。

これについてJin氏は以下のように語る。

「スポーツ体験映像では、VRの技術により、カリフォルニア大学のコミュニティでの経験を体験できる機会を提供できた。今回の素晴らしいイベントに参加できたことにとても興奮し、感謝している。」

Lucid VRはこれらのVR映像を一般公開するかは公表していないが、ios、Android対応のLucidAppで公開される日が来ることだろう。

情報提供元： VR Inside