図)アプリ利用イメージ


AR技術をベースにスマートフォン事業を手掛けるアララ株式会社は、AppleがiOS11のリリースに先駆け公開したAR(拡張現実)アプリを簡単に作成できるSDK※「ARKit(エーアールキット)」を活用し、まるで海の中にいるかのような体験を味わえる教育系ARアプリ「AR TOUR ~OCEAN~(エーアール ツアー ~オーシャン~)」を開発、提供を開始したことを発表した。


※SDK(Software Development Kit)とは、ソフトウェア開発キットのことで、アプリケーションを作成するためにエンジニアが使用する開発ツール一式。


「AR TOUR ~OCEAN~」開発の経緯


「AR TOUR ~OCEAN~」は、スマートフォンを通じて、現実の世界に実物大のリアルな3DCGの魚類を出現させるオリジナルARアプリである。


出現する魚類は、株式会社学研プラスが発刊する書籍「学研の図鑑Live」シリーズでも使用されている専門家監修のもとに作られた精巧な3DCGとなっている。


十数メートルにも及ぶ巨大なジンベイザメから手のひらサイズのタツノオトシゴまで計8種の魚類が登場する。


魚の形や大きさに加え、動きまで再現しており、子供たちの興味・関心を高め、図鑑では味わうことのできない学びの場を提供するコンテンツとなっている。


特長は、「ARKit」の空間認識技術、特に平面認識技術を活かし、ユーザがスマートフォンで360度どこをかざしても魚類を楽しむことができる点にある。


ユーザの横を魚がすり抜けて泳いで行ったり、上部からいきなり巨大な魚が迫ってきたり、まるで自分が海の中にいるかのような体験を味わうことができるということだ。


アララ社は、2010年よりAR技術を活用したアプリの開発に取り組んでおり、これまでに販促に活用できるARプラットフォームアプリ「ARAPPLI(アラプリ)」、サイネージに特化した「ARARA SIGNAGE(アララサイネージ)」等の開発・提供をおこなっている。


AR黎明期からサービスを展開してきた企業として、今回Appleより発表された「ARKit」にもいち早く着目している。


多くの人にARの面白さ・ワクワク感を体感してもらえるアプリとして、誰しも一度は行ったことがある水族館をヒントに子供から大人まで楽しめるアプリを開発するに至ったということだ。


今後は、「ARKit」を活用したアプリ「AR TOUR」のシリーズ化も予定しているということだ。


「AR TOUR ~OCEAN~」について


「ARKit」を活用した教育アプリとなっている。


簡単な操作で実物大の臨場感あふれる魚類3DCGをその場で楽しむことができる。


【ジャンル】:教育


【価格】:無料


【対応機種】:iPhone 6s/6s、PlusiPhone SE、iPhone 7/7 Plus、iPad


【App Store】:https://itunes.apple.com/jp/app/ar-tour-ocean/id1284557703?mt=8


【公式サイト】:http://www.arappli.com/


アララ株式会社 会社概要


会 社 名:アララ株式会社(arara inc.)


URL :https://www.arara.com/


所 在 地:〒107-0062 東京都港区南青山2-24-15 青山タワービル別館


設 立:2006年8月16日


資 本 金:331,500,000円


代表取締役:岩井 陽介


事業内容:


【カード事業】 電子マネー管理、ポイント管理、会員管理、メール配信等を含む

統合型販促パッケージ「point+plus」、及びそれに関わるSI・アプリケーションの開発・提供


【メール事業】高速メール配信サービス「アララ メッセージングソリューション」の開発・提供


【データセキュリティ事業】 個人情報検出ソリューション「P-Pointer」シリーズの開発・提供


【AR事業】 AR技術を採用した「ARAPPLI」「ARARA SIGNAGE」「marcs」、及びそれに関わるSIの企画・開発・提供


【スマートフォン事業】 スマートフォン向けアプリ「Q」の企画・開発・提供


参照元:ニュースリリース


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 「ARKit」を活用して魚の形・大きさ・動きを学べる教育系アプリ「AR TOUR ~OCEAN~」の配信開始