AcerのWindows MRヘッドセットが予約受付開始！

Acer Americaが「Acer Windows Mixed Reality HMD（ヘッドセット）」の予約受付をアメリカで開始したことを発表した。

価格は399.99ドル（約 45050円）

配送は10月17日から開始される予定だ。

ボックスにはワイヤレスモーションコントローラー×2が同封され、対応PCさえあればめんどくさいセットアップをする必要なくすぐ使い始めることができる。

Acer Windows Mixed Reality HMD

Acer Windows Mixed Reality HMDでは、ジェスチャー、視線、声でのソフトの操作が可能だ。

もちろんマウスやキーボード、コントローラーなどの従来のオプションでも使用できる。

セットでついてくるAcerモーションコントローラーはBluetoothワイヤレステクノロジーを使用し、ケーブルレスでMRのデジタルオブジェクトを操作できる。

モーションコントローラーにはWindows 10ボタンとタッチパッド、グラッブボタン、ライトが搭載されており、ヘッドセットとシンクロし、MRコンテンツが楽しめる。

ヘッドセットにはインサイドアウトトラッキングができるカメラが内蔵されており、他のヘッドセットとは違いトラッキング用のカメラなど新しくハードウェアを増やす必要がない。

ヘッドセットをWindows MRヘッドセット対応のPCにつなぐだけで、必要なソフトがインストールされ、すぐにMRコンテンツを楽しめる。

さらに自由度6のポジショナルトラッキングで、前後、上下、左右で、投げる、傾く、回転するなど、どの角度のどの方向へも動作が可能だ。

ヘッドセットには13フィート（約 4メートル）のケーブルがついてくるので、かなり広範囲で動き回ることができる。

ケーブルはHDMI 2.0を通してPCとつなぎ、USB3.0コネクターを使ってデータをダウンロードする。

Acer Windows Mixed Reality HMDは1.34 lbs（約 600グラム）と軽量で、汗をはじく素材のダブルパッドがついた調節可能なヘッドバンドを使って装着するので、快適な状態でVR/AR/MRコンテンツを体験できる。

また、ヘッドバンドは頑丈で激しく動いてもとれることはない。

さらに、このヘッドセットの特徴のひとつでもある、ヘッドセットの部分のバイザーを上にあげることで、いちいちヘッドセットを外すことなく現実世界とMRの行き来もできるようになっている。

ダブルフロント2.89インチ（約 7.3センチ）高画質リキッドクリスタルディスプレイが95°のワイドビューと2880×1440画質でコンテンツを映し出し、リアルな視界でMRが楽しめる。

最大90Hzの最速リフレッシュレートで最高画質のリアルなイメージを維持し続ける。

Acer Windows Mixed Reality HMD対応のコンテンツはWindows Storeでダウンロードできるようになる。

ライブラリーはこれからどんどん広がっていく予定だ。

AcerもMRヘッドセットとコンテンツ用に、Acer Nitro 5などを含むWindows Mixed Reality UltraラップトップとデスクトップPCを展開していく予定だ。

Acer Windows Mixed Reality AH101ヘッドセットはブルーカラーで、399.99ドル（約 45050円）で、予約受付が開始されている。

配送は10月17日から始まり、ヘッドセットには同封でワイヤレスモーションコントローラーが2台と1年間の保証がついてくる。

Acer Windows Mixed Reality HMDにはふたつのバージョンがあり、デベロッパーエディションのAH100と通常バージョンのAH101がある。

基本的な情報はAH100とAH101とでは変わらないようだ。

両方ともAcerウェブサイトで予約受付が開始されている。

シンクロメゾット	Bluetooth
ミニマムリフレッシュレート	60 Hz
マキシマムリフレッシュレート	90 Hz
センサータイプ	アクセレロメータージャイロセンサー磁力計センサー近接センサー
フィールドビュー	95°
ディスプレイ数	2
ディスプレイサイズ	2.89インチ（約 7.3センチ）
最大画質	2880 x 1440
画素密度	706 ppi

対応バッテリー数	2
対応バッテリーサイズ	AA

情報提供元： VR Inside