HTC NIPPON株式会社は、VIVE Consumer Editionの価格改定を行い、2017年8月21日より国内価格を84,110円(税込)に変更することを発表した。


また、Tilt Brushの同梱を再開し、VIVE READY PCとのセット1万円割引も順次展開予定であることもあわせて発表された。


VIVE Consumer Editionを価格改定


ハイエンドのVR(バーチャル・リアリティー)体験を牽引するHTC VIVEは、VIVE Consumer Edition(以下VIVE CE)の国内希望小売価格を8月21日(月)より以下の通り改定し、ハイエンドVR体験をより多くのユーザーに対して購入しやすい価格にて提供を行うということだ。


改定前 107,784円(税込)/99,800円(税抜)

 ↓

改定後 84,110円(税込)/77,880円(税抜)


また、従来からVIVE CE購入者に提供中である「Everest VR」、「Richie’s Plank Experience」、「Viveport 1か月無料トライアル」に加え、国内のバラエティ番組やイベントにて「3Dお絵描きソフト」として多数の使用実績がある、「Tilt Brush」の提供が同日から再開される。


さらに、日本では、VIVE CEとVIVE READY PCのセットの購入者に対する、台数限定での1万円割引キャンペーンも実施される。


対象セット商品についは各販売店舗にて順次展開される予定とのことで、VIVE正規取扱販売店(https://www.vive.com/jp/storelocations/)での今後の告知に注目しよう。


HTC CEOのシェール・ワン氏のコメント


今回の価格改定について、HTC CEOのシェール・ワンは次のようにコメントしている。


「最先端のテクノロジーで最高のVRシステムを提供し、地球上でVRをマスマーケットに普及させることが、VIVE事業の使命になります。


その使命を実現させるために、今回の価格改定でより多くのお客様にVRをご提供し、VR業界全体を推進していきます。


VIVEの革新的な技術、最高のコンテンツ、そして他に例を見ない豊富なグローバルパートナーが、VRの時代の本格到来を約束しています。


今後投入される新タイトルやVIVEトラッカー対応のアクティビティの増加により、最高の没入感を誇るVR体験をVIVEで楽しむのに、今が最適なタイミングとなっています。」


(コメントはプレスリリースより原文のまま掲載)


グローバルで何百ものアワードを受賞しているVIVEは、基本パッケージでルームスケールVRを提供している唯一の製品である。


基本パッケージには、高精度のトラッキングを可能にする2つのベースステーション、没入感の高いVR体験を可能にする2本のコントローラー、発売当初より細く、扱いやすくなった3-in-1ケーブルと、こちらも発売当初より軽量化されたHMD本体が全て含まれており、購入してすぐルームスケールVRを設置することができる。


直近のVRDCのVR/ARに関するレポートでは、VIVE向けのコンテンツが他のどのVR/AR/MRプラットフォームよりも多く開発されており、今後開発予定のコンテンツもVIVE対応が一番多くなるとされている。


SteamおよびViveportでリリースされている3,600以上のタイトルに加え、今後AAAタイトルの増加も見込まれているVIVEは、今後も開発者およびエンドユーザーに選ばれ続けるプラットフォームとなることが予想されている。


また、Steamでの統計では、ハイエンドVRヘッドセットを利用しているSteamユーザーの中でVIVEが60%のシェアを占めており、この1年間でVIVEのシェアは20%以上増加しているという結果も出ている。


VIVEについて


VIVEは、 ゲーム業界を始め、建築、医療、教育など、様々な業界で非常に高い評価を得ている、今最も注目されているVRデバイスの一つである。


国内販売パートナーによる実店舗での体験コーナーやストアイベントなどについても、一般のユーザーから大きな注目を浴びている製品だ。


VIVEに関する情報・詳細は http://www.VIVE.com/jp/ を参照。


参照元:HTC NIPPON株式会社の発表


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