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スマートグラス「X1」は、解像度1280×720の両眼ディスプレイを備え、開発者曰く、本デバイスは装着感を考慮して設計されており、業務での使用の際も快適に装着できる。
また、本デバイスはハンズフリーの操作が可能であり、頭の動きによって操作するため、コントローラーを手に持つ必要がなく、スマートフォンやタブレットも必要とせずに単体で動作することができる。
データのやり取りはクラウドを経由して行うため、遠隔地にいるチームメンバーや同僚とのデータのやり取りが容易であり、データの追加、保存、削除も素早く、手間をかけずに行うことができる。
「X1」はカスタムが簡単にできる設計になっているため、ユーザーの環境に合わせた最適な設定ができるという点も、本デバイスの強みだ。
活用例
様々な領域においての使用を考慮しており、たとえばリアルタイムの画像認識機能を使用して、小売業であれば顧客の年齢層や感情などをデータ表示して把握できるので、従来よりもきめの細かいサービスを提供できる。
また教育では、教師の講演をホログラム表示して、遠隔地にいる学生に対して、まるでそこにいるかのような臨場感のある遠隔授業が可能になり、これはN高校ですでに行われている取り組みだ。
ThirdEyeは教育向けのコンテンツ開発も行なっており、たとえば「X1」を使用して3Dデータ化したカリキュラムを共有したり、キャンパスツアーをARで行うこともできる。
リリース情報、スペック
「X1」は来年に行われるCES 2018にてデモ展示する予定だが、製品のリリースは2017年第4四半期を予定しており、現在公式サイトにてプレオーダーが可能。
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