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ソーシャルVRプラットフォーム「High Fidelity」にVive Trackerサポートが追加されたことが発表された。
フルボディのモーションキャプチャーが可能になり、ダンスなどの全身を使った動きがVRでできるようになった。
また、Vive Trackerは2ユニットから最大8ユニットまで使用でき、用途に合わせてさまざまなモーションキャプチャーのオプションを使うことができる。
Vive TrackerがHigh Fidelityのインバースキネマティクス(IK)システムと統合されることにより、より自然なアバターの動きをリアルタイムでVRに再現することができるようになった。
Vive Trackerは、取り付けたものとViveシステムをワイヤレスで接続するデバイスで、なんでも簡単にトラッキングをすることが可能だ。
たとえば、野球のバットに取り付ければ、バットの動きがVRで再現できるようになり、VRで作った巨大野球場など好きな場所でバッティングの練習シミュレーションができるようになる。
カメラに取り付ければ、制作したVRコンテンツに自分自身を投影することも可能で、そこに友達や家族を招待するなどいろいろな使い方ができる。
High Fidelityはサンフランシスコが拠点のスタートアップ企業で、さまざまな用途で使用できる、インターコネクトソーシャルVR空間を作り出すことができる、オープンソースプラットフォーム「High Fidelity」を提供している。
このソーシャルVRプラットフォームでは、どんな大きさのVR空間でも作り出すことができ、物体も様々なものを作ったVR空間内に作り出すことが可能だ。
外から3Dモデルをインポートすることもできるので、自分の好きな空間にカスタマイズが楽しめる。
作ったVRスペースは友達を招待し、みんなでチャットやゲームなどで遊べる。
アバターも幅広いオプションなかから選択可能で、自分に合ったキャラクターの作成が可能だ。
High Fidelityにログインするだけで、すぐに友達追加の準備ができ、VR空間内でアバターを使い握手をするだけで、そのユーザーを友達登録できる。
High Fidelityのインワールドイベントなどで友達になったあとは、そのユーザーの名前がコネクションリストに現れるようになるので、それを見て友達のロケーションに飛んだり、こちらに招待などができるようになる。
新しくVive Trackerサポートが追加したことにより、ダンスなどの全身を使った動きがHigh Fidelityのアバターで再現できるようになった。
Vive Trackerを胴や腰回り、足などに装着し、よりリアルなモーションキャプチャーが体験できる。
Vive Trackerは最大8ユニットまで追加でき、ユーザーの使用用途に合わせてモーションキャプチャーシステムのセットアップを変更できる。
友達との会話やピンポンなどの上半身の動きが必要になる場合には、上半身だけにVive Trackerを装着する、ヨガなど足の動きを細かくアバターに反映させたい場合はフルユニットで装着するなど、シチュエーションに合わせてVive Trackerを組み合わせて楽しめる。
参照元URL: https://www.vive.com/jp/vive-tracker/, http://www.prnewswire.com/news-releases/high-fidelity-announces-integration-of-htc-vive-trackers-for-full-body-motion-capture-300498819.html, https://highfidelity.com/
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