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クロアチアのゲーム開発企業、Croteamによる「シリアス・サム」シリーズがVRゲームとして登場した。
本作「Serious Sam: The Last Hope」は一人称視点のシューティングで、大量の敵が登場し、様々な武器を使用できる本作は、ルールは極めてシンプルながらFPSの魅力を突き詰めたタイトルと言える。
「Serious Sam VR」は現在アーリーアクセスで、今回のアップデートではスキルツリーが追加、ゲームを盛り上げる様々な新機能が加わった。
「シリアス・サム」の舞台となるのは2104年。
21世紀初頭、人類は地下から高度な技術を持った文明の遺跡を発見し、この発見によって飛躍的な技術の進歩を遂げた人類は宇宙へと進出したが、2104年、人類は敵対的なエイリアンと遭遇した。
この「メンタル」と呼ぶエイリアンの勢力は圧倒的で、人類はいくつもの星間戦争にやぶれ、ついには地球まで追い込まれることになり滅亡寸前の状態であったが、「タイム・ロック」という太古の種族が残した遺跡があり、これによって人類は過去へとタイムトラベルが可能になった。
「メンタル」を地球から撃退するために選ばれたのがサム・”シリアス”・ストーンであり、伝説の戦士である彼は現在の状況を変えるために、タイム・ロックを通して過去へ遡る。
「シリアス・サム」シリーズで最も特徴的なのは、プレイ中に大量の敵が登場することであり、このシステムは本作「Serious Sam: The Last Hope」でも活かされており、バーチャル空間内に数え切れないほどの敵が押し寄せる。
また、様々な種類の武器が登場するのも本作の特徴であり、二丁拳銃やトミーガン、重レーザー砲やショットガン、その他様々な武器を使用することが可能で、チェーンソーなども含めると合計で10種類以上の武器が登場し、その他にもロケットランチャーなどの重火器も使用できる。
「Serious Sam VR」では様々なステージでのプレイが可能で、エジプトの砂漠や薄暗くて陰鬱とした古代遺跡、またゲーム内に登場する惑星「Pladeon」では、太古の昔に栄えた高度な文明の遺跡などが登場する。
本作のステージは地球と「Pladeon」という2つの惑星を舞台にしており、アーリーアクセス版ではそれぞれの惑星に4つずつのロケーションが用意されており、アップデートによって今後追加していく予定。
今回のアップデートではスキルツリーが追加され、一つの惑星の敵をすべて排除するとスキルポイントを獲得できる。
ゲームの難易度が高いほどポイントもアップし、新たな武器やスキルのアンロックも可能になる。
今回追加したスキルツリーによって、プレイヤーは様々なパワーを使用することが可能になり、たとえば人工衛星から発射するレーザー砲や、ゲーム中の時間進行を遅らせることができる他、ホログラムによるデコイの展開や、弾薬の装填数を増やしたり、クモの群れや大量のドローンを敵にめがけて放ったり、爆薬で吹き飛ばすこともできる。
また、バグやエラーの改善も施され、ゲームの安定性も増した。
予定では6ヶ月間だが、ユーザーからのフィードバックに応じて延長の可能性もある。
フルバージョンでは、登場する惑星、さらに多くのロケーションが登場し、敵や武器、対ボス戦やパワーアップの回数が増える他、防御シールドなどを追加する。
また、ユーザーのフィードバックに応じて様々なアップグレードを追加する予定。
「Serious Sam VR: The Last Hope」のアーリーアクセス版では2つの惑星を舞台にしたゲームプレイが可能で、地球と「Pladeon」という惑星が登場する。
両方の惑星を併せて計8つのロケーションと対ボス戦がプレイ可能。
ゲームのスタート時から10種類以上の武器を使用することが可能で、登場する敵は20種類以上。
バグやエラーが見つかったり、ゲームがクラッシュすることはまだあるかもしれないが、現在修正とゲームの安定化を行なっており、VR環境に適した「シリアス・サム」のプレイ環境を提供する予定。
フルバージョンになっても価格は同じで、アーリーアクセス版は自動的にフルバージョンにアップグレードされる。
「Serious Sam VR: The Last Hope」の動作環境は以下の通り。(推奨環境)
OS | Windows 10 64bit |
---|---|
プロセッサー | Intel Core i7-6800 equivalent |
メモリー | 8 GB RAM |
グラフィック | AMD Fury or NVIDIA GTX 1070 |
DirectX | Version 11 |
ストレージ | 10 GB 利用可能 |
追記事項 | プレイにはコントローラーが必要で、最初のプレイ時にはインターネット接続が必要。 |
参照元:VRFocus
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