リノベーションマンションのBefore/Afterを体験できるVRを用いた新サービスを提供開始

大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシア（本社：東京都港区、社長：高木嘉幸は、販売中のリノベーションマンションのBefore/AfterのイメージをVRを用いて体験できるサービスの提供を、7月27日から同社池袋営業所（豊島区南池袋1-13-21 藤和ビル4階）にて開始することを発表した。

他の営業所でも随時サービスを開始する予定であるということだ。

本サービスは、大和ハウスグループの株式会社メディアテック（本社：大阪市、社長：本多正幸）が、カディンチェ株式会社（本社：東京都品川区、社長：青木崇行）と共同で開発したプラットフォームを利用し、リノベーション工事前の室内画像と、リノベーション工事後のCGイメージ画像を閲覧できるサービスである。

360度CG画像は、ホームページ上で閲覧可能で、さらに同社営業所でヘッドマウントディスプレイを利用することで、よりリアルに疑似体験できるという。

顧客が中古マンションの購入を検討する場合、自身でリノベーションをすべて行うケースもあるが、手間が少なく、費用が抑えられるリノベーション済みマンションを希望する割合が高くなっているということだ。

本サービスの導入により、同社にて工事完了時のマンション室内イメージをＶＲで体験できるだけでなく、工事完了前に顧客の好みを部分的に反映することで理想空間に近づけることが可能になるということである。

同社は、住宅ストックの活用という社会課題を解決し、住まいの新たな選択肢としてニーズが高まるリノベーションマンションの商品・サービスの向上を推進していくという。

今後も、企業として商品・サービスを通じて社会課題を解決するため、CSVビジョン『Next GOOD「よい暮らし」「よい社会」の次のこたえを。』求める取組を顧客・社会と共に創っていくとのことである。

VRサービス導入の背景

リノベーションマンション販売事業においては、顧客が自分でリノベーションすべてを行うには手間も時間もかかるため、工事が完了してから顧客に部屋を見物してもらう販売方法が多くなっているという。

しかしながら、新築マンション販売のようにモデルルームやCGを1戸ずつ用意するとコスト上昇につながるため、販売中物件の工事完了前に完成後イメージをホームページ上で気軽に見ることができるサービスは無かったということだ(※3)。

そこで今回、360度CG画像による完成イメージをホームページ上で気軽に見られ、さらにヘッドマウントディスプレイを利用しVRによるリアルなイメージを疑似体験できるサービスを開始することにしたという。

VRは従来体験できなかったものを疑似体験できるため、顧客が実際の物件での暮らしをイメージすることが可能になるということだ。※3 同社調べ

購入したい物件のリノベーションイメージが確認できることで、工事完了後まで待つことなく、安心して物件を購入することができるということである。

また、工事完了前に顧客の好みを部分的に反映することが可能となり、同社が展開する「ホームデコレーションサービス(※4)」を組み合わせることで、キッチンの腰壁やリビング・ダイニングのアクセントクロスの仕様を好みでセレクトできるという。

※4 ホームデコレーションサービス：デコレーションイメージの中から、好みのコーディネートをセレクトできるプラン。

住まいづくりをカジュアルに楽しみたい顧客のために、さまざまな感性に応える幅広いデコレーションを用意しているということだ。

実写の室内映像と、CGのリノベーション後のイメージを360度で見てもらう仕組みである。

1. 物件担当者が360度カメラで撮影した物件写真と、採寸情報をCG制作会社に提供

2. CG制作会社にて複数パターンのリノベーションイメージを制作しプラットフォームにアップロード

3. プラットフォームからヘッドマウントディスプレイにCGコンテンツをダウンロードし、顧客に提案

4. さらにWEBの物件サイトに掲載し、顧客が自宅でも閲覧できるようにする

会社名：株式会社コスモスイニシア

代表取締役社長：高木嘉幸

所在地：〒108-8416 東京都港区芝5-34-6 新田町ビル

事業内容：不動産販売事業/不動産賃貸事業/不動産流通事業

会社名：株式会社メディアテック

代表取締役社長：本多正幸

所在地：〒541-0054 大阪府大阪市中央区南本町2-3-12 EDGE本町ビル

会社名：カディンチェ株式会社

代表取締役社長：青木崇行

所在地：〒142-0062東京都品川区小山6-5-10 千代田ビル

情報提供元： VR Inside