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WorldVizがVRでビジネスミーティング・プレゼンテーションができるサービス「Vizible」のベータ版のユーザー募集を開始した。
フルサービスは2017年10月からサブスクリプションプライス月$250(約 27700円)でスタートする。
Vizibleはセールスプロフェッショナルがビジネストラベルを減らし、より効率的にクライアントとコミュニケーションがとれるよう開発されたサービスだ。
Vizibleはセールスチームが複雑なアイデアや今後の見通しをクライアントと話し合う時の効率を上げるために作られたサービスだ。
VR独自のバーチャルロケーションで誰かと会えるという特徴を活かしたGoToMeetingとして、セールスチームが実際にロケーションを回ってプロダクトアイデアやモックアップを見せる必要がなくなる。
複雑でコストがかかる、航空、自動車、建設、エンジニア、インテリア関係のプロダクトなどのビジネスミーティングが楽に行えるようになる。
電話、ビデオカンファレンスコール、パワーポイントシェアリングなどのモダンコミュニケーションテクノロジーでは複雑なプロダクトを実際に手にとり購入するか判断するには難しい。
そのため、企業は世界中のビジネストラベルに1兆2500億ドル(約 138兆7762億円)もかけていることがわかっている。
2Dデザインやプロダクトのモックアップなどをいちいち現地は運ばなくてはならないため、コストだけではなく時間も多く消費する。
Vizibleはこの問題を解消するために制作されたVRコンテンツだ。
Vizibleを使ったVRコンテンツは専門的な知識がほとんど必要ない。
ユーザーはPresentation DesignerソフトウェアでVRプレゼンテーションをドラッグ&ドロップでエレメンツをWYSIWYGエディターに入れるだけで制作できる。
プレゼンテーションはアニメーション、トリガー、ユーザーインターアクションを加えることでより説得力のあるものを作ることができる。
3Dコンテンツに加え、PDFトレーニングマニュアルやPowerPointのスライドなど従来の2Dコンテンツもミーティングに使用することが可能だ。
プレゼンテーションを制作したあとは、メールやメッセージをとおして、クライアントやプロダクトに興味をもっている人を招待しセッションに加えることで、世界中から参加者がコンテンツを見ることができるようになり、他に招待されたユーザーと一緒に同時にVRプレゼンテーションを体験することができる。
さらに、VizibleではプレゼンテーションとアノテーションツールでユーザーがライブVRコンテンツと独自の方法でつながることができるようになった。
ユーザーは遠く離れた場所のカンパニーが制作するプロダクトを実際に手に取ってみることができ、それをまた別のカスタマーのグループへフルスケールモデルとして送ることができる。
新しいアイデアのために3Dスケッチを新しく作ることも可能だ。
Vizibleはもちろんボイスコミュニケーションの機能もついており、スムーズなコミュニケーションでミーティングを進められる。
また、複数の地域にあるサーバーセンターがVRコンテンツをローラテンシーを提供している。
内蔵されたアナリシス機能で今後の参考として、ミーティングの様子を録音、またはユーザーの行動を記録することもできる。
Vizibleはセールスビジネスの為のソリューションではあるが、他にもリモートコラボレーション、離れたところにいるチーム同士のデザインレビュー、プロダクトトレーニングなど様々な用途に使用することができる。
VizibleはOculusRiftとHTC Vive、3DディスプレイのCAVEプロジェクションシステム、そしてWorldVizのインプットデバイスに対応で、ヘッドセット、トラッカー、インプットデバイスは必要におうじて追加されていく予定だ。
Vizibleはクラウドベースのサブスクリプションでリリースされ、オンラインサポートが含まれ月$250(約 27700円)となる。
ベータプログラムが現在オープンしており、フルリリースは2017年10月の予定だ。
ベータプログラムへのサインアップはこちらから: http://www.worldviz.com/skofield/
参照元URL: http://www.worldviz.com/vizible/, http://www.worldviz.com/project-skofield-is-now-vizible-beta-users-sign-up-today/
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