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トランポリンパークは、その名の通り一般的なトランポリンや変わった形のトランポリン、ボルダリングなどで遊べるアミューズメント施設だ。
日本ではまだあまり数が多くないが、東京、大阪、名古屋などの都市でも体験できる場所がある。
イギリスのブリストルには世界最大のトランポリンパークAirhopブリストルがあり、施設内に期間限定で試験的にVRアトラクションがオープンするという。
AirhopブリストルにVRアトラクションを提供するのは、The VR Conceptだ。
The VR Conceptは、ロンドンにあるバーでVRアトラクションを提供している他にイベント会場を訪れる来場者のためにVRアトラクションを設置するサービスも行っている。
身体を動かして遊ぶアミューズメント施設であるトランポリンパークとテレビゲームの進化系と言えるVRゲームの相性はあまり良くないようにも感じられるが、まずは期間限定の試験導入という形でVRを取り入れることを決めたようだ。
Airhopブリストルでは、子供(頭の大きさがVRヘッドセットを着用するのに適した6歳から7歳前後)から大人まで、幅広い層が楽しめるVRコンテンツが提供される。
VR技術自体がまだ新しいものであり、子供がVRヘッドセットを使うことによる影響は分かっていないが、VRヘッドセットの使用によって視力に良い影響があるという説もある。
アミューズメント施設で短時間利用するくらいならば、視力の成長に致命的な悪影響を及ぼすことはないだろう。
小さな子供たちがトランポリンで遊べるように連れて行った保護者がVRを体験したり、トランポリンでは物足りなくなってしまった中学生以上の子供たちがスリルを楽しめるようなコンテンツもある。
個人でVRデバイスを購入するのではなく、テーマパークやアミューズメント施設でVR体験が可能なスポットも増えている。
特に最近各国でオープンが続くロケーションベースのVR施設では、そこに行かないと遊べないオリジナルのVR体験が可能なのが魅力だ。
コンテンツも各施設独自、または同じ系列の施設でしか利用できないもので、多くはワイヤレスなVRヘッドセットを使って広いスペースを移動しながらVRゲームができる。
銃や刀のような特殊なコントローラーを採用している施設も多い。
だが、増えていると言ってもまだ数が少ない。施設やコンテンツに費用がかかることもあって、どこでも体験できるとは言えないのが現状だ。
アミューズメント施設向けの特別なデバイスを使うのではなく、一般的なVRデバイスを使った体験ができるのがVRアーケードだ。
専用の施設としてビルの一画や貸店舗で営業していることもあれば、今回のAirhopブリストルのようなアミューズメント施設に作られる例もある。
遊べるゲームは家庭用デバイス向けのものと変わらない施設も、オリジナルコンテンツが提供されている施設もある。
AihopブリストルでVRが提供されるのは7月22日から31日までの9日だけで、その後に同様のサービスが提供されるかは不明だ。
また、価格も30分で30ポンド(4,300円)か、時間によっては25ポンド(3,600円)とかなり高めに設定されている。
それでも、特に25ポンドで利用できる時間帯はほとんど予約が埋まってしまっているようだ。
VR専用の施設と違って、トランポリンのために訪れた子供がたまたま空いているからとVRに触れることも考えられる。
値段が高めなのが気になるが、VRに全く興味を持っていない層を取り込むための装置としてトランポリンパークにVRという組み合わせが機能するかもしれない。
参照元サイト名:Bristol Post
URL:http://www.bristolpost.co.uk/whats-on/whats-on-news/worlds-biggest-trampoline-park-airhop-215819
参照元サイト名:The VR Concept
URL:http://lcnvirtuallabs.com/whats-on/bristol-july17
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