PlayStation VR（PS VR）の推奨プレイスペースが判明

海外メディアUploadVRは、2016年8月2日の記事において、PlayStation VR（PS VR）の推奨プレイスペースを報じた。

同メディアは、アメリカのソーシャルニュースサイトRedditにアップされたPS VRの北米版パンフレットを引用して、推奨プレイスペースは 1.9 m x 3 m であるとしている。

引用されたパンフレットによると、プレイヤーはできるだけ座ってプレイすることが勧められており、やむを得ず立つ場合は「十分に周囲に注意するように」とのこと。

座ってプレイすることが基本と考えられているなかで、1.9m × 3mという推奨プレイスペースはやや広く感じられるが、この広さは健康と安全に配慮して余裕のある数値が設定されたように推測される。

ちなみにHTC社のVIVEのセンサーが反応する最大スペースは約 4.5m × 4.5m ( 15ft × 15ft )なので、PS VRのプレイ可能な最大スペースは、1.9m × 3m よりずっと広いと思われる。

ルームスケールに関する統計データ(横軸と縦軸は部屋の短辺と長辺を表わす)

同メディアはVRゲームが数多くリリースされているSteamの統計データから、VIVEおよびOculus Riftの 81% のプレイヤーは 1.5m × 2mの広さを確保してプレイしていることを6月の記事で報じた。

この「 1.5m × 2m 」は、Steamが定める「ルームスケールを必要するVRコンテンツ」の最小スペースでもあり、コンテンツによってはもっと広いスペースを必要とする場合もある。

以上の報道を合わせてみると、PS VRはVIVEおよびOculus Riftより少し広いスペースが必要なのかも知れない。

SteamでプレイされているVRゲームのプレイスペースを考察したUploadVRの記事

http://uploadvr.com/steamvr-usage-data-room-scale/

情報提供元： VR Inside