株式会社アーク情報システムは、触覚と視覚の両面から利用者に訴求する新サービス”VRモックアップサービス「モケイプラス」”の受付を8月1日より開始する。



ホワイトハウスの模型


「モケイプラス」は、近年普及が加速している3Dプリンタを利用した立体造形物の出力サービスに加え、その造形物にAR(拡張現実)表示を付加した“3DモデルとARの融合”サービス。


利用者は3Dプリントの申し込みを行い、CADデータとメタデータなどをアップロードすることにより、iPhoneやiPadを利用してAR表示ができる立体造形物を手にすることができる。


また、1つの立体造形物に対し、複数のiPhoneやiPadから、それぞれ異なるAR情報を同時に表示させることが可能 (Android端末対応は未定)。


アーク情報システムに提供したオブジェクトデータは、同社の高精度3Dプリンター(Stratasys社製Objet EDEN 260S)で立体造形物として出力し、同じく、社内でAR情報を造形物に付加する。


AR情報は、アーク情報システムの開発した専用のアプリを使用して、iPhoneやiPadといったモバイル端末を通して見ることが可能。


立体造形物は、下記のようなモデルも作成可能(硬質不透明 VeroBlueを使用)。


高分子モデルの模型


カニの模型


アーク情報システムでは、試作品を手軽に作りたい製造業や、ARを融合した展示物をご検討中の博物館、教材として活用したい教育機関等に向けて普及を展開する予定。


また、将来的には3Dスキャンサービスによる3Dモデルデータの作成や、数値計算データ等の可視化でVR表示を行うことも計画している。


サービス利用の価格は、造形物のプリントに要する樹脂の量により変動。

(例:樹脂使用量150gの造形物の場合、37500円(税別))


また、AR情報付加サービスは閲覧期間に応じて費用が変動。

(1ヶ月1000円(税別)から)


長期利用契約では割引も適用する。


モケイプラス公式サイト

http://www.mokeiplus.jp/


アーク情報システム公式サイト

http://www.ark-info-sys.co.jp/


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 “3DモデルとARの融合” VRモックアップサービス「モケイプラス」サービス開始