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Adobe(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は、業界最高クラスの 360 度動画と VR(仮想現実)向けソフトウェアの世界的な開発企業である Mettle が持つすべての SkyBox 技術を取得したことを発表した。
また、 Creative Cloudの有償メンバーへのSkyboxツールのプラグインへのアクセスなどを紹介するブログも公開されている。
■360度VRビデオ制作をさらに強化:アドビ、Mettle VR技術を統合へ #SkyBox #PremierePro #AfterEffects
https://blogs.adobe.com/creativestation/the-latest-and-greatest-in-vr
昨今、ますます多くのクリエイターや、世界的なブランド企業、メディア &エンターテインメント企業が 360 度/VR の採用を進め、この新しい没入型なメディアのためのシームレスかつエンドツーエンドのワークフローを求めているというトレンドに合わせて、この取得は実行されたということだ。
Skybox ツールセットは、Adobe Premiere Pro CC および Adobe After Effects CC でのポストプロダクション用に独自に開発されたもので、Adobe Creative Cloud がすでに搭載している 360 度/VR 映像制作技術を補完するとのことだ。
SkyBox プラグインの機能は、今後提供予定のPremiere Pro と After Effects のリリースにネイティブ統合される予定だという。
また、アドビの 360 度/VR 分野におけるリーダーシップを強化するため、Mettle の共同創設者で、映像制作業界で 25 年以上の経験を持つクリス ボボティス(Chris Bobotis)がアドビに加わるとのことだ。
アドビのデジタルビデオ&オーディオ担当バイスプレジデントであるスティーヴン ワーナー(Steven Warner)は次のように述べている。
「VR コンテンツの制作は、クリエイターができるだけ簡単に行えるものになるべきです。
Mettle の SkyBox プラグインを取得することで、より高度に統合された VR 編集とエフェクト体験を映画とビデオ制作のコミュニティに提供できます。
360 度 VR の編集は専門的な技術が必要なため、アドビにとって重要な投資分野です。
クリス ボボティス氏が当社に加わり、その推進をリードすることに期待しています。」
アドビのプロフェッショナルビデオ担当ディレクターに就任したクリス ボボティスは次のように述べている。
「アドビとの関係は、FreeForm for After Effects を開発した 2010 年に始まり、それ以来関係性を深めてきました。
今回の取得は、両社のパートナーシップにおける画期的な出来事です。
私は、アーティストのためのソフトウェアはアーティストによって開発されるべきであると考えており、新しいテクノロジーとの統合により、クリエイティブなアイデアの実現に必要なデジタルツールをクリエイターに提供できることを楽しみにしています。」
2015 年 4 月に発表された SkyBox は、Mettle 独自の 3DNAE Technology を利用した初めてのプラグインであったという。
この成功に続き、すぐに Premiere Pro と After Effects 用の 360 度/VR プラグインが開発されたとのことだ。
現在、Mettle のプラグインは、The New York Times、CNN、HBO、Google、YouTube、Discovery VR、DreamWorks TV、National Geographic、Washington Post、Apple、Facebook などの世界中の大手企業に加え、自主映画監督や YouTuber などにも幅広く利用されているということだ。
ソリューションの詳細については以下を参照。
• Adobe After Effects について
• Adobe Premiere Pro について
• サポートに関するご質問については support.mettle.com を参照。
この情報は、1995 年米国私募証券訴訟改革法の意味する範囲内において、「将来の見通しに関する記述」を含み、アドビが Mettle の技術および機能をAdobe Premiere Pro CC およびその他の Adobe Creative Cloud ソリューションに適切に統合できる能力に関するリスク、不確実性、その他の要因の影響を受ける。
ここに記載されている情報のうち、歴史的事実でないものはすべて「将来の見通し」であり、これには、アドビがMettle の技術を適切に統合できる能力および Mettle とアドビとの取引により予想されるその他のメリットが含まれるという。
これらのリスク、不確実性、その他の要因、およびアドビのビジネスに関する一般的なリスクにより、実際の結果が「将来の見通し」の記述内容と大きく異なる場合があるということだ。
読者はこれらの「将来の見通し」に関する記述に信頼を置かないよう注意を促されたとのことだ。
すべての「将来の見通し」は、現在アドビが入手できる情報を基に作成され、この注意書きが全体に適用されるという。
これらおよびその他のリスクおよび不確実性については、個人がアドビの SEC ファイリングで確認する必要があるという。
アドビは、このリリースに記載されているこのようないかなる「将来の見通し」またはその他の記述を更新する一切の義務を負わないとのことだ。
Mettle 社は、カナダのモントリオールを拠点とするモーショングラフィックスタジオで、アドビのソフトウェア用のプラグインを開発している。
顧客には、Disney Imagineering、TheNew York Times、Facebook、Google、YouTube、HBO などがある。
詳しくは、www.mettle.com を参照。
アドビは、世界を動かすデジタル体験を提供するとのことだ。
アドビ システムズ 株式会社はその日本法人である。
同社に関する詳細な情報は、Web サイトに掲載されている。
アドビ公式サイト:http://www.adobe.com/jp/
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参照元:Adobeの発表
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