7月28日、渋谷「TECH LAB PAAK」にて当サイトVR Inside主催のイベント「VR Business conference」を開催された。


第1回目となる今回のテーマは「非ゲームとVRの今と未来」。



Session Ⅰ:非ゲームVRの今と未来について


当サイト編集長・渡邊の挨拶から始まり、本セッションにて各プロダクトの紹介から、企画背景や想定しているビジネスモデル、今後の展開などに関してお話いただく、非ゲームVRプロダクトを制作されているディベロッパー様、御三方が紹介された。


株式会社ネクスト 徳山 隆氏




VR 3D建築シミュレーター「GRID VRICK」の開発に携わる株式会社ネクストの徳山 隆氏。


GRID VRICK」は、ブロックパーツを組み合わせて作った間取りがリアルタイムに3Dの家としてPCに表示され、VRにて部屋の中を体感できる画期的なツールだ。


株式会社ネクストは、総掲載物件No.1の住宅・不動産ポータルサイト「HOME’S」をはじめ、地域情報サービスLococomの企画・運営を行う企業である。


ImagineVR Inc. 佐藤 カフジ氏



VRコンテンツ配信プラットフォーム「ImagineVR」の開発、運営に携わるImagineVR Inc.の佐藤 カフジ氏。


ImagineVRは、世界各地で生まれるVRコンテンツを国をまたいで相互のマーケットに配信するためのプラットフォームで、クリエイター活動を支援し、秀逸なVRコンテンツを世界に広げていくことをコンセプトに運営されている。


ImagineVR Inc.では、VRの開発エンジニアが自由に使用できるキャラクターを提供することで、創作活動のサポートを行っており「ImagineGirls」と呼ばれる3Dモデルを無料配布している。


株式会社Psychic VR Lab代表取締役 山口 征浩氏



次世代オンラインショッピング「STYLY」を運営する、Psychic VR Lab(サイキックVRラボ)の山口 征浩氏。


サイキックVRラボは、オズミックコーポレーション株式会社の手がける研究ラボ で「STYLY(スタイリー)」は、VRにてブランドの世界観に浸りながら、買い物を楽しむことのできる最先端のサービスだ。ネット上で、商品の質感や着用感を確認できるのが最大の特長だ。


NORIKONAKAZATOのデザイナー中里周子氏とタイアップして伊勢丹新宿にて行った企画では、実在するファッションアイテムを宇宙空間で購入できる疑似体験を行った。



ファッション・不動産などそれぞれの立場からVRの今と未来をお話いただいた後は、2分間の質疑応答があり、かなり踏み込んだ質問にも対応してくれた。まだここでしか話すことのできない貴重なお話も飛び出し、来場者の皆様の興味をそそっていた。


Session II:パネルディスカッション



「非ゲームVRの可能性について」というテーマの元、医療・不動産・教育など非ゲーム分野においてVRをどのように活用され、今後どのような展開が考えられるか、Session Iにご登壇いただいた、徳山氏・佐藤氏・山口氏にそれぞれの立場から語っていただきました。



モデレーターを務める、VR Inside編集長、渡邊 の際どい質問にも苦笑いながら応えてくれる御三方。本音トークが続くディスカッションに、ご来場者の皆様も興味津々の様子で釘付けになっていた。


本イベントは、VR事業におけるビジネスモデルや今後の展開などを、それぞれの立場から語ってもらい、共有する事で、VR市場への参入を検討する企業様の背中を押し、日本VR市場の活性化を図るビジネス向けイベントで、対象者はVR事業への参入や最先端技術に興味のある法人様となっている。


VR Insideとしては、今後もVR事業の活性化のため、今後も「VR Business conference」を開催したいと考えている。


Session Ⅲ:体験会兼懇親会



イベント終盤には、登壇いただいた各企業のVRプロダクトの体験会および懇親会が実施、VR Inside編集長、渡邊による乾杯の音頭には、大きな拍手をいただいた。


本来は、来場者限定数50名のところ、大変好評をいただき、最終的には70名以上のゲストにご来場していただく運びとなり懇親会は、予想以上の賑わいをみせた。



テーブルには、軽食やフルーツの盛り合わせ、アルコールにソフトドリンクなどが豊富に用意され、VR事業の未来やこれからの展開について、熱く語りながら談笑する来場者の姿が見られた。VRに携わる人たちのよい交流の場となってくれたに違いない。



レゴブロックを組み合わせて作った間取りが、リアルタイムに3Dの家としてPCに表示され、VRヘッドセットを装着することで作り出された部屋の中を仮想空間で体験できる画期的なツール。株式会社ネクストが販売している、3Dシミュレーター「GRID VRICK」の体験をするご来場者様。VR空間では、自分の身長に合わせた目線で室内の感じや季節ごと、時間帯ごとの日照の確認が可能となっている。




こちらは、全年齢適用のものからアダルトコンテンツまで幅広いジャンルのクリエイター様の作品を取り扱っている「ImaginVR」にて、体験できる「VR彼女体験」。仮想空間で理想の彼女とお好きなように過ごすことができるツールだ。



サイキックVRラボの手がける次世代のオンラインショッピングサービス「STYLY(スタイリー)」を体験する来場者様。「ブランドの世界観の体感」と「実商品の質感や着用感の確認」ができるのがポイント。


スマートフォンにも対応予定で、現段階でGaer VRに端末を装着して眺めることでVR空間でのショッピングが可能な段階まで開発が進んでいるそうだ。


非ゲームVRプロダクトを実際に体験する機会はありそうでいて中々ないのが、現段階でのVR事情ではなかろうか。そのため、「非ゲームVRの可能性について」想像するのは難しいのが現状だ。今回の体験により「非ゲームVRの未来に」大きな可能性を感じて頂ければ幸いだ。


次回開催は次回は10月24日予定!今後もVRの未来を創っていきます



会場を提供していただいた「TECH LAB PAAK」様、株式会社ネクストの徳山 隆様、ImagineVR Inc.の佐藤 カフジ様、株式会社Psychic VR Lab の山口 征浩様はじめ、大勢の方のご協力があり開催することができました。


皆様のお力添えのおかげと、深く感謝しております。


次回開催は10月24日予定。


日本VR市場の活性化を図ることでこれからもVR業界に献身できるよう、今後も定期的にイベントを開催していく予定です。


今回ご参加いただけなかった方もいらっしゃると思いますが、是非、またの機会にお越しくださいませ。


皆様のご参加を心よりお待ちしております。


本日は誠に有難うございました。


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情報提供元: VR Inside
記事名:「 日本VR市場の活性化を図る「VR Business conference Vol.1~非ゲームVRの今と未来~」レポート