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拡張現実(AR)のコア技術であるコンピュータビジョン技術(Computer Vision、以下CV技術)を提供しているKudan株式会社は、LINE株式会社と業務提携を行ったことを発表した。
Kudanの技術社により、LINEの自撮りカメラアプリ「B612」の最新機能であるARフィルターを拡充し、次世代のユーザー体験を実現するとしている。
「B612」は2014年8月にサービスが開始され、世界累計ダウンロード数は3億件(※1)を越えるなど、すでに多くのユーザーに利用されているアプリだ。
「B612」は、多彩なフィルターを使用して、自分好みの写真や動画を撮影することができるカメラアプリ。
その一機能であるARフィルターは、カメラ越しに見えるいつもの風景を、一味違った写真や動画に加工できるため、カメラを通して幻想的な空間を広げることができる。
(※1)2017年1月29日時点
今回、LINE社と業務提携するKudan社は、独自開発のVisual SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)技術をコアに、AR/MR/VR、IoT、ロボティクス向けに空間認識技術を提供している企業だ。
Visual SLAM技術は、デバイスの位置の認識と周囲の環境地図の作成を、カメラの2次元の画像のみを用いて、瞬時かつ高精度に行うことを可能としている。
また同技術は、iOSやAndroidに対してクロスプラットフォームで、かつ専用デバイスに依存しない高度で汎用性の高い技術となっている。
LINE社は、カメラアプリにおけるAR機能の拡充が益々期待される中、Kudan社と共に、次世代のモバイルアプリケーションへと進化させていくとしている。
Kudan株式会社は、英国ブリストルで創業した先進的なコンピュータビジョン(CV)技術の会社である。
単眼と複眼両方のカメラに対応し汎用性と堅牢性に優れたVisual SLAMとともに、AR/MR/VR、IoT、AIおよびロボティクスなどへのソリューションを提供している。
このハードウェアにとらわれないCV技術は、あらゆる画像関連デバイス/プラットフォームに組み込まれていくことを想定している。
コーポレートサイトURL: https://japan.kudan.eu/
LINE株式会社は、コミュニケーションアプリ「LINE」を機軸として、コミュニケーション・コンテンツ・エンターテイメントなどモバイルに特化した各種サービスの開発・運営および、広告事業を展開している。
ミッションに「CLOSING THE DISTANCE」を掲げ、世界中の人と人、人と情報・サービスとの距離を縮めることを目指していくとしている。
企業情報ウェブサイト: https://linecorp.com/
コミュニケーションアプリ「LINE」: https://line.me/
参照元:ニュースリリース
Kudan株式会社と株式会社FCSが、企業が利用する基幹業務システムにおいて、ARおよびCV技術の活用について協議検討を行う目的で、業務提携契約を締結したと発表したという記事。
AR技術カンパニーKudan、モバイルゲームを開発する株式会社enishと業務提携
ARエンジンを開発するKudanは、モバイルゲームを開発するenishとの業務提携を発表した。ARエンジンとモバイルゲームという相互の強みを生かしたシナジー効果を狙うという記事。
英国のKudan Limitedの日本法人、JIG-SAW株式会社とARエンジンのサポート契約等を締結
英国を拠点に置くKudan Limitedの日本法人、Kudan株式会社が、次世代のA&AロボットテクノロジーカンパニーであるJIG-SAW株式会社とARエンジンのサポート契約および日本国内初の販売代理店契約を締結したという記事。
VR・AR専門ファクトリー「hakuhodo-VRAR」設立に伴う博報堂グループとの提携–次世代型の体験・感動プロモーション提供 —
最新鋭の空間認識技術(SLAM※)を有するコンピュータビジョン技術会社であるKudan株式会社(本社:東京都新宿区、 代表取締役:大野 智弘、 以下Kudan)は、 株式会社博報堂(本社:東京都港区、 代表取締役社長:戸田裕一、 以下博報堂)と博報堂グループの総合制作事業会社である株式会社博報堂プロダクツ(本社:東京都江東区、 代表取締役社長:江花昭彦、 以下博報堂プロダクツ)のAR・VRの専門ファクトリー「hakuhodo-VRAR」を設立することに伴い、 2016年10月18日に提携を行うことを発表したという記事。
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