- 週間ランキング
先日行われたカンヌ映画祭でオーストリアベースのカメラメーカー、IndieCamがRAWファイルで4Kが撮影可能な同社の最新デバイス「nakedEYE」を披露した。
nakedEYEは79mm、380gの極小サイズでありながら、シネマDNG RAWファイルのハイクオリティで360°VRフィルムが撮影できる。
IndieCamは同時にnakedEYEを使って撮影されたフィルムデモも公開している。
nakedEYEはプロフェッショナル、高画質、極小サイズのフル360°VRカメラだ。
ハイクオリティなシネマVRコンテンツが撮影できるだけでなく、ユニークなPOVスタイルで今までにない体験を作り出すことができる。
最新のグローバルシャッターセンサーを2フォーマット、ダイナミックレンジ、ローライトパフォーマンスが使用でき、スクエアハイスピードセンサー搭載のフルシンクロ デュアルレンズは片方ずつで2Kの撮影ができる。
撮影はシネマDNG RAWファイル、SDD、また最大700mbpsでデータストリームができる。
フィルムメイカーが求めるカラーグレーディングされたハイクオリティ撮影がnakedEYEを使えば可能になった。
レンズの間は60から64ミリで、スティッチラインは1本、カメラはV-mountバッテリーを使っているため、新しいバッテリーを買う必要がなく、既存のプロフェッショナルブロードキャストカメラのバッテリーをそのまま使用できる。
IndieCamはフィルムクオリティと長さで撮影できるカメラを目標として、360°とパノラマカメラを6、7年研究して制作したnakedEYEはIndieCam初のVRカメラとなる。
IndieCamはよりセンサーを増やし、ステレオスコーピック3Dコンテンツが撮影可能な次のカメラを開発中だ。
IndieCamはデモンストレーションとして、nakedEYEを使って撮影した360°フィルムショットも同時に公開している。
nakedEYEを使った初めての360°VR動画撮影となるこのプロジェクトはAustria Tourismとthe Museum of Art History Vienna(美術史博文館)の協力で行われたもので、普段来訪者が見れない美術史博文館の姿を見せるために撮影された。
このバーチャルミュージアム体験は3つのプロットが用意され、子供を追ってアートギャラリーに入るか、スカルプチャールームでの美術学生のクラスに加わるか、もしくはスペシャルエキシビションのためにルーベンスの絵を修復している修復しの仕事を見学を楽しめる。
Austria TourismはWorld’s Leading Travel Trade Showのハイライトの様子を撮影している。
フィルムのインタラクティブストーリーテーリングがコンテンツの中に組み込まれているホットスポットでよりユニークなフィルム体験をすることができる。
コンテンツはドイツ語と英語で見れ、20以上のホットスポットが登場する。
ホットスポットオを見れば、アートエキシビションの詳しい情報などを知ることができるようになっており、より深くコンテンツが楽しめる。
さらに、特別に作られたバックグラウンドミュージックにより、実際に美術史博文館にいるような感覚が味うことができる。
このデモフィルムはIndieCamのCEO、Raphael Barth氏と彼のプロダクションカンパニー、Golden Girls Filmproduktionがプロのフィルムクルーと俳優、エキストラと共に制作されたものだ。
Museum of Art History Vienna(美術史博文館)の協力により、トラッキングショットのためのセッティングが特別に作られ、フルアンビソニックサウンドレコーディングで撮影されている。
フィルムは全てのプラットフォームで3Dスペーシャルオーディオで再生することができる。
参照元URL: http://www.indiecam.com/products/nakedeye/, http://www.indiecam.com/introducing-vr-camera-nakedeye/, http://www.indiecam.com/nakedeye-breaks-ground-with-interactive-vr-film/
Copyright ©2017 VR Inside All Rights Reserved.