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おなじみの「ソリティア」が、ソーシャルVRでプレイできるようになった。
Power Solitaire VRでは、シングルプレイは勿論、最大で3人のプレイヤーとのマルチプレイ、もしくはロボットとの対戦も可能。
対応機種はViveとRiftで、Oculus Store、もしくはSteamでダウンロード可能、価格は490円。
「誰もが遊び方を知っているVRゲーム(A VR game the whole family already knows how to play)」というコンセプトのPower Solitaire VRは、ソリティアをVR空間上でプレイできるゲームであり、プレイヤーはシングルプレイ、もしくはマルチプレイ、またはロボットとの対戦によって最大で4人でのプレイが可能になる。
カードを掴んだり、離したりする動作はヘッドセットのコントローラーによって行うが、それらをする際の手の動きがよく作り込まれているので、こういった細かい描写もゲームにハマり込むにあたって大事な要素になるだろう。
プレイできる環境は色々と選ぶことが可能で、たとえば目の前に大きな月が浮かぶ宇宙空間が見渡せる広い部屋の中で、アンティークな机の上でプレイしたり、もしくは仕事中のオフィスで休憩がてらちょっとソリティアで息抜きを、という際にヘッドセットをかぶり、自分が今いるオフィスとさほど変わらないVRオフィス空間でプレイしたり等、同じゲームでもプレイする環境が変わるとまた一味違う刺激を得られるものであるが、特にソリティアのような慣れ親しんだゲームであれば尚更だろう。
ちなみにソリティアはもともと「一人で遊ぶためのカードゲーム」という意味で、その中には今日我々が慣れ親しんでいるルールのソリティア以外にも数多くのジャンルが存在し、たとえばカップル、キャンフィールド、ゴルフ、スパイダーなど様々なルールのソリティアが存在するのであるが、今日最もよく知られているソリティアは「クロンダイク」と呼ばれるもので、Power Solitaire VRでプレイできるのもこの「クロンダイク」である。
・クロンダイクのソリティアを、バーチャル空間の部屋の中で現実世界でするかのようにプレイできる。
・最大で3人とのマルチプレイヤーモード、もしくはロボットとの対戦が可能。
・マルチプレイヤーモードではボイスチャットが使用可能で、バーチャル空間上でアバターを通して交流できる。
・プレイするエリアを簡単に設定することが可能で、パーソナルなサイズから様々なサイズに拡張が可能。
・VR空間ならではのサプライズや、茶目っ気に溢れる要素がそこかしこに。
・プレイする際にはVRヘッドセットとコントローラーが必要。
・座ったままプレイできるVR体験(もちろん立ってプレイすることも可能)。
ソーシャルVRは現在最も注目されているジャンルの一つで、多くの企業や開発者によって研究・開発が行われているし、遠隔にいる知人や友人とバーチャル空間で会う際に、ソリティアのような手軽なゲームをしながらであればコミュニケーションもおのずと円滑になるのではないだろうか。
また、ソリティアのようなカードゲームはリラックスしながらプレイできるのでコミュニケーションを取りながら遊ぶには最適であるし、リアルなグラフィックやハイレベルなFPSやRPGに疲れたけどちょっとゲームで一息つきたい、という人にもオススメできるタイトルだ。
昨今はVR空間の中でコミュニケーションができるソーシャルVRが注目を集めており、多くの企業やクリエイターが様々なアプリやプラットフォームを開発しているので、Power Solitaire VRのような、コミュニケーションを取りながら遊べるゲームにはニーズがあるように思える。
先日一般公開され話題になっているソーシャルVRアプリ”cluster.”など、ソーシャルVRにはライブ中継や講演、ゲームなど多くの可能性を含有しているので、今最も注目すべきホットなジャンルの1つと言える。
Power Solitare VRの動作環境は以下の通り。(記載しているのは推奨環境)
OS | Windows 7 SP1、indows 8.1以上、Windows 10 |
---|---|
プロセッサー | Intel i5-4590、AMD FX 8350と同等、もしくはそれ以上 |
メモリー | 4 GB RAM |
グラフィック | Nvideo GeForce GTX 970, AMD Radeon R9 290と同等、もしくはそれ以上 |
ストレージ | 1 GB 利用可能 |
参照元:VRFocus
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