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Gear VR対応コントローラーに新たな機種が登場した。
ロサンゼルスに本拠地を置くゲーム関連ハードウェアデベロッパー、Nykoが開発・販売する”PlayPlad”だ。
価格は$49.99、今年後半に発売される予定。
多くのVRコントローラーがスティック型であるのに対して、PlayPladは板状のゲームパッド型であるという点において特徴的だ。
また、薄型の板状であるため頑丈で持ち運びが容易だという点も、このデバイスの特徴といえる。
PlayPladの特徴は、それがPS4やXBoxのコントローラーのようにゲームパッド型であることだ。
4つの方向指示ボタンとジョイスティック2つを中心にして操作する設計になっていて、アナログなゲームプレイを意識したデザインになっている。
VRのコントローラーのほとんどが、Gear VRのそれやHTC Viveのそれのようにスティック型でモーション重視の操作性であることを考えれば、PlayPladはかなり特殊な位置づけになるが、現在数多くリリースされているゲームタイトルやアプリの中にはゲームパッドでの操作のほうがしっくり来るものもあり、スティック状のコントローラーよりも、両手で1つのゲームパッドを操作するほうがプレイしやすいタイトルも、少なからずリリースされている。
また、$49.99という価格も購入しやすい価格であるため、コアなVRゲーマーにとっては意外とニーズのある製品かもしれない。
ちなみに、PlayPladは今月14〜16日にかけてロサンゼルスにて開催されるElectronic Entertainment Expo 2017にてショーケース展示される予定で、発売は今年後半になる予定。
もう1つ、PlayPladの特徴として、それがGear VRのスマホを差し込む箇所と同じ部分に装着できるという点だ。
移動の際にはコントローラーをヘッドセットに装着すれば良いので、落としたり無くしたりすることがないだろうし、また移動の最中にカバンをぶつけて中のコントローラーが破損する、という危険性も下がるだろう。
板状のデザインなので頑丈で壊れにくそうだし、ボタンの配置もシンプルでわかりやすく、かつこれまでにリリースされたGear VR全てのバージョンに対応しており、かつAndroid OSのHIDプロトコルを使用しているためゲームプレイの際にボタンマッピングも必要とせず、Samsungのスマホであれば全機種に対応している。
DreadhallsはGear VR、HTC ViveおよびOculus Riftに対応したホラーゲームで、舞台となる大規模な地下牢の中を出口を求めて彷徨い、脱出するゲーム。
基本的にはステルスゲームなので武器を使用せず、移動中心のゲームなので、PlayPlaidのようなゲームパッド型コントローラーの十字キーによる操作のほうがゲームプレイがスームズになる。
プレイするたびにマップが改変されるため常に新しいイベントに遭遇したり、ゲーム内の没入を高めるためにサウンドトラックとゲーム内の環境音が混ぜ合わった空間の中を、手持ちのライトで照らしながら進み、あちこちを這い回る生物を回避しながら、時には隠れて、時には走ることによって出口を目指していくという、シンプルでありながら奥深いゲームプレイを体験できるデザインがなされている。
本ゲームはGear VRであればOculus Storeから、Vive、RiftであればSteamからダウンロードすることができる。(プレイにはコントローラーが必須)
HeroboundはGear VR対応の3人称ゲームで、プレイヤーはVR空間の中に広がるファンタジックな世界を冒険する。
舞台となるのは地底深くに眠る廃墟や、廃屋と化した古代の寺などで、プレイヤーは様々な宝、たとえば宝石や宝箱、隠された秘密などを求めてはパズルを解いたり、様々な種類のモンスター達と戦ったりしながらゲームをすすめるハックアンドスラッシュのRPG/アクションゲームである。
Heroboundは現在First StepsとGladiatorsの2タイトルがOculus Storeで公開されており、どちらもGear VRでプレイすることが可能だが、Gladiatorsは4つのステージと16のエリアを舞台とし、30以上の敵と4種類のラスボスが登場する点では難易度はこちらのほうが高いが、よりコアなゲームプレイを楽しみたいRPGファンなどはこちらのほうがオススメかもしれない。
ゲームデザインやグラフィックなどもクラシックなRPG、といった雰囲気で、操作性も含めてPlayPladのようなゲームパッド型コントローラーのほうがしっくり来るかもしれない。
参照元:UploadVR
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