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代表取締役社長である、國光 宏尚氏(株式会社 gumi代表取締役社長)より開式の挨拶。
昨年の1月から立ち上げたTVS、構想段階よりも早いスピードでVR・AR・MRが世の中に広まっていると感じているそうです。
ここ最近では、VRよりも早くARがくるのでは無いか?という世の中の流れもありつつ、今回第3期インキュベーションプログラムに選ばれた10チーム中4チームがAR関係という事で、今後がとても楽しみと語る國光氏。
TVSはここまで2期が終了し、2期のチームもおそらく全てが資金調達可能との事で、この良い流れを止めないように第3期も気合を入れて大成功させたいとの事。
現在海外にもVRスタートアップの波は広がっており「Seoul VR Startups」では合計4社、「Nordic VR Startups」は応募段階で69チームと北欧の盛り上がりや国ごとの特徴なども感じてながら、今後は世界的に色々な部分で協力しつつ、ノウハウ構築などを行っていきたいそうです。
いよいよ日本でVRマーケットが立ち上がってきた感がありますが、やるからにはグローバルで活躍する人たちを育てるために、世界的な交流や支援をしていきたいとの事でした。
続いて 取締役 新 清士氏 ( デジタルハリウッド大学大学院准教授、ゲームジャーナリスト )よりTVSプログラムの説明。
TVSは2015年12月1日に設立された、資本金4400万円。株式会社gumiの100%出資子会社。
VRを利用したプロダクトサービスを開発するためのインキュベーションプログラムで、専用のインキュベーションセンターを通じて、日本でのVRのオープンイノベーションを加速させ、日本から世界を目指すプロダクト・サービスを生み出す事を目標としております。
グローバルな市場にチャレンジできる開発環境および、ビジネスの基盤を整える事に力を入れさらには「Seoul VR Startups」や「Nordic VR Startups」などと、情報共有を行い、攻めていける環境を作る事を意識して運営しているそうです。
今回の第3期プログラムでは2ヶ月間のプレプログラムを行い、10チームから5チームへ絞り込みを行います。選考を通過した 5チームがそこからメインプログラムへを開始していくという流れになっております。
開会式に出席していたメンター(プログラム参加者から開発プランに対するフィードバックや、チームの方針や活動についてのアドバイスを行う)の紹介も行われました。
今回からメンターの方々もさらに強化され、第3期の飛躍に期待が高まります。
今回の第3期一部非公開チームを入れ、計10社が採用されています。
いままでVRゲームを作成していたEXPVRさんでは、今回はロケーションベースのソードアクションゲームを作成する予定だそうです。
体を動かしてジェスチャーする事によって必殺技などを繰り出すVRゲームで、反動を感じられるデバイスも合わせて開発するとの事。
スターウォーズのホログラムのような、その人がその場にいるようなコミュニケーションを実現するアプリで、今後様々なプラットフォームに対応するそうです。
VR旅行をテーマにした360°旅行動画を作成中で、ただの旅行動画だけではなく、VR・ARらしさをどう表現するかを今後検討して行くそうです。
フルダイルノベル・フルダイブマンガという独特のコンテンツを開発中で、6月末にリリース予定。
世界に出る事を強く目的としており、TVSを足がかりとして世界で勝負していきたいとの事です。
学生時代の友人で開発を行っている、これまではVRゲームを開発しておりましたが、今回のプロジェクトでは、FacebookのARプラットフォームを使ったコンテンツを提供する予定です。
VR×スポーツという事で、VRありきの新しいスポーツを作っていくという事です。
AIを活用した、自動二輪の交通事故をなくすシステム開発中です。
子育てVRエンタテインメントという事で、自身の赤ちゃんをVR空間上であやす事ができるを海外へ向けて発信する予定だそうです。
Tokyo VR Startups第3期開会式の模様をお伝えいたしました。
参加チームからは、VR・ARの今後に対して熱い思いを感じる事ができました、加えてメンターやスポンサーの強化とさらにパワーアップしたTokyo VR Startupsの動向を引き続き追っていきたいと思います。
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