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uSensが総額$200,000(約2220万円)VR/AR アプリ デベロッパー コンテストの受賞者をAWEで発表した。
uSensのトラッキングテクノロジーを使ったVR/ARプロジェクトの中から、優秀作品が選考された。
シリコンバレーで5月31日からスタートしたAugmented World Expo(AWE)で、VRトラッキングスペシャリスト、uSensがuDev Challenge(アメリカ地区)の受賞者を発表した。
受賞プロジェクトはセミファイナルリストの中から、アナリスト Jon Peddie氏、Samsung Research アメリカディレクター Chris Peri氏、Silicon Valley Virtual Reality Meetup 設立者 Karl Krantz氏にuSensのエグゼクティブを加えた、ジャッジパネルの選考により決定された。
プロジェクトのスコアはAR/VRアプリケーション開発にuSens Software Development Kit(SDK)の使用など、いくつかのスコアカテゴリーをベースに選定された。
uSensのSDKはuSens FingoモジュールにモバイルVR/ARプラットフォームとPCベースVRシステムの両方で26DOF(自由度)ハンドトラッキングを可能にするため統合されている。
uSensのCTOで共同設立者のドクター Yue Fei氏 コメント:
「私たちはセミファイナルに提出されたプロジェクトのクオリティとクリエイティビティの高さに驚かされました。
受賞者はFingoモジュールをクリエイティブな方法で統合し、トラッキングテクノロジーをより効率的にエンドユーザーに提供する能力をしめしてくれました。
私たちのトラッキングテクノロジーを使ったアプリケーションは今後ますます充実していくとお約束できます。」
総額$200,000(約2220万円)が賞金として、アメリカと中国のチャレンジの参加者に分配される。
アメリカでの受賞者は以下のとおりだ。
このアプリケーションはプレイヤーがドラッグ・アンド・ドロップのハンドジェスチャーでモンスターのアバターをカスタマイズできる。
例えば、違うカラーの目やヘアスタイルを掴んでモンスターにドラッグすれば、そのモンスターにその目や髪がカスタマイズされる仕組みだ。
Krinkleはモバイルアクションゲームで、プレイヤーはモーションジェスチャーで手のひらから炎を放ったり、ウォーターボールを形成したりできる。
このEmbodied Labsはインタラクティブなメディカルトレーニングツールだ。
中国では以下のプロジェクトが受賞した。
アプリコンテストのプロジェクトは全てSamsung Gear VR、Google Cardboard、HTC Vive、OculusRiftを使って提出された。
セミファイナリストはuSens SDKとFingoモジュールを使って、26DOFコントローラーフリー・ハンドトラッキングのアプリケーションを開発した。
uSens Fingoシリーズのモジュールは最新の3Dヒューマンコンピューター・インターアクション・キャパシティーをモバイルとPCベースシステムの両方で提供している。
FingoをVRヘッドセットデバイスのフロント部分に取り付けることで、エンドユーザーはアプリをシステムパワー消費とパフォーマンスを劣化されることなく、モバイルデバイスでもスムーズに使用できるようになる。
uSensのuDev ネットワークはデベロッパーコミュニティがuSensのトラッキングテクノロジーを彼らのVR/ARプロジェクトに統合するのを助けるためのネットワークで、uSensはデベロッパーキットなどとサポートをコミュニティに提供している。
uSensのソフトウェアはUnity 3D、Unreal Engine、Javaスクリプト、C++、C#、対応でモバイルまたはPCシステムユーザーに提供されている。
uSensは始まったばかりのAWEでもデモなどを出展している。
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