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株式会社サンニチ印刷は、小ロットからオリジナルデザインで制作可能なスマホ向けVR視聴ゴーグル「ナナイロスコープ」の販売を開始し、あわせて「ナナイロスコープ発売記念キャンペーン」も同時に開催することを発表した。
ナナイロスコープは、他の多くの製品のように「スマホをはさむ」「スマホをセットする」のではなく、「スマホに乗せる」という発想に基づいて設計されているため、非常にシンプルな構造とコンパクトなサイズが実現されている。
また、生産はレンズの製造からボディの印刷・加工まですべて国内工場で行われているとのことで、極小ロットから大ロットまで、短期での納品に対応可能だということだ。
ナナイロスコープは直径36ミリの大口径非球面レンズが使用されている。
レンズが大きいためスコープの枠が気にならず、高い没入感を得ることができるようになっている。
また、当社で採用している非球面レンズはピントの合う範囲が格段に広いため、コンテンツの魅力を最大限に感じることが可能だという。
大きなレンズを使用していながらも、そのボディは非常にコンパクトだ。
折りたたむとポストカード大のサイズとなっている。
他のVRゴーグルでは割高となってしまう500個、2,000個といった極小ロットでも安価に制作することが可能ということだ。
500個制作した場合の1個あたりの単価が390円~、2,000個の場合は290円~となっている。
大ロットにも対応されていて、20,000個制作した場合の単価は195円~とのことだ。
デザインは既存の77色から選べるだけでなく、完全にオリジナルなデザインでの制作することができるとのこと。
2017年度版の77色。オリジナルデザインにも対応。
本体サイズ:W120mm×H45mm×D50mm
材質:紙(本体)、プラスチック(レンズ)
※対象年齢:12歳以上推奨
意匠登録出願済
サンニチ印刷社はこれまでグループ会社の山梨日日新聞と共同で、さまざまなVRコンテンツの制作およびキャンペーンを行っている。
2016年8月11日には「8.11 祝 山日(やまのひ)新聞」の企画として、富士山を含む県内名峰からの眺望をよりリアルに体感できる、360度パノラマVR(バーチャル・リアリティー、仮想現実)コンテンツを手掛け、合わせて専用のビューアー「Sannichi YBS VR Viewer」を制作。
同年12月には同紙「特急あずさ運転開始50年」特集で、2017年3月には「VF甲府ホーム開幕戦」企画でそれぞれVRを活用したコンテンツを制作している。
サンニチ印刷社は「今後もVRを活用した企画を発信していきたいと考えております。」とコメントしている。
発売記念を記念して、「ナナイロスコープ」発売記念先着1000個のサンプル作成キャンペーンが開催されている。
詳細はメールにて以下に問合せをして欲しいとのこと。
問い合わせ先:
株式会社サンニチ印刷 東京支社
電話:03-3374-6241(ナナイロスコープ担当まで)
E-mail:nanairo@sannichi-p.co.jp
参照元:ニュースリリース
過去に「Sannichi YBS VR Viewer」のレビューを行っている。
山頂パノラマ(Sannichi YBS VR Viewer)
ぐるっと360度体験 山頂パノラマ(Sannichi YBS VR Viewer)は富士山を含む、山梨県の名峰からの眺望をリアルに体感できる、360度パノラマVRビューア。
PC、スマートフォンから、サイトにアクセスするだけで、山頂にいるかのような臨場感で360度の景色が見られ、「日本高峰ビッグ3制覇」を疑似体験できる。それも無料でだ。
山頂パノラマ(Sannichi YBS VR Viewer)の特徴は富士山麓を一望できる超美麗画像
PC、スマホ版ともに、上下左右にスクロールすることで360度画像が楽しめる。
BGMも流れ、さながらweb上のVRプラネタリウムといっていい。動作も非常に軽快だ。
山日YBSグループは スマホアプリ「山日YBS AR」で、紙面にスマートフォンをかさずとARコンテンツを提供されるなど、意欲的な活動を続けている。
VRでエベレストに登頂する『Everest VR』というゲームがあったが…。本作もまた、富士山のように雄々しく高い「志」「心意気」を感じるコンテンツだと感じた。このような試みが地方から出てきたことを嬉しく思う。
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