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② LMS(Learning・Management・System)
資料配布、学習進捗管理などを行う学習管理システム
STEM(ステム)とは、Science(科学)Technology(技術)Engineering(工学)Mathematics(数学)それぞれの頭文字を取った言葉で、科学・技術・工学・数学の教育分野を総称した言葉です。
STEM教育とは、科学・技術・工学・数学の横断教育のことで、IT化やグローバル化社会に適応した国際競争力を持った人材を多く生み出そうとする、21世紀型の教育システムです。
ただの理系科⽬教育やプログラミング教育ではない社会や創造性と密接に結びついた総合的な教育。
STEM教育の根底には「自分で学び、自分で理解していく子ども」を育てるねらいがあります。
さらに、これからの時代に必要となる自発性、創造性、判断力、問題解決力を育む、それがSTEM教育の本質的なねらいです。
最近ではSTEM教育から派生した教育方針(STEAMやSTREAMなど)が多数登場しています。
STEM教育にArt(芸術・デザイン)を加えた教育方針。
科学・技術・工学・数学にデザインや感性などの芸術的要素を加えたものです。
AIが発展していくこれからの時代、人間にしかない感性や創造力の重要性が見直されています。
STEAM教育にRobotics(ロボット工学)を加えた教育方針。
STREAM教育ではロボットのデザイン、分析、組み立て、活用までの一連の流れを深く学び、将来のロボット技術発展に貢献します。
STEAM教育にEnvironmental(環境)を加えた教育方針。
一口に環境教育と言っても、自然環境、産業環境、生活環境、ネット環境など様々です。
技術の向上だけでなく、環境に配慮して持続可能な開発ができる人材育成が目的です。
GEMSはGirls in Engineering Math and Scienceの略称で、女性のSTEM分野への進出をサポートするプログラムのこと。
世界各地でSTEM分野で活躍する男女格差が問題視されているため、女性の社会進出を促すことを目指しています。
クラウドとはクラウド・コンピューティングの略。
ユーザーがサーバーやストレージ、ソフトウェアを持たなくてもネットワーク経由でサービスを利用できる形態のこと。
アクティブラーニングとは、学生参加型・学生主体型の学習方法のことで、能動的かつ積極的な授業や学習を意味します。
アクティブラーニングでは従来の教員が生徒に対して一方的に講義をする授業ではなく、生徒自ら能動的に学びに向かうよう設計されています。
ビッグデータとはデータの量(Volume)、データの種類(Variety)、データの発生頻度・更新頻度(Velocity)の3つのVからなる巨大なデータ群のこと。
単に量が多いだけでなく、様々な形、性格、種類のデータが存在する。
① Nシステム(自動車ナンバー自動読取装置)
犯罪捜査だけではなく、渋滞の予測やドライバーへの警告などに利用される
② ICチップ付きの交通カード
乗車記録だけでなく、誰がどんなものを購入したのか、買い物をした際の履歴がビックデータとして蓄積されている
ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素や仕組み、構造などを別の分野で応用することで、利用者の意欲向上やロイヤリティーの強化を図ることを指す。
ゲーム要素とはアイテムの獲得や利用者同士の競争のように、利用者を楽しませて熱中させる要素のこと。
① スタンプラリー
イベント会場の各所にてスタンプを集めさせブース全体への回遊性を高める
② ポイントマーケティング
ポイントを貯めるとプレゼントがもらえる
子どもたちがIT化やグローバル化社会に適応できるように、身近な大人が学びの機会を提供することが大切です。
「ICT教育」をはじめとするIT用語の意味をしっかり理解して、子どもの将来のためにできることからはじめましょう。
The post 説明できる?今さら聞けない〈ICT教育用語集〉 first appeared on TechAcademyマガジン.