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「必修化もされたしプログラミング学習、気になってはいるけどうちの子に向いてるのかな?」
と、適性が気になる方はお子さまの性格と照らし合わせて実際にチェックをしながら読んでみてください。
プログラミング学習に向いている子は 何か夢中になれる好きなもの/ことがある 子どもみんなです。
例えばゲームが好きな子は、ゲームをやる側から作る側になることで好きなものに関わりながら新しい発見を得ることができます。
遊んで「楽しい!」から「このゲームはどうやって作られているんだろう?」「僕も面白いゲームを作りたい!色んな人に遊んでほしい!」と、プログラミング学習を通してゲームとの向き合い方や見え方が変わる子も多いです。
もちろんゲームだけではありません。
歴史が好きな子はみんなに歴史を好きになってもらうための作品。 算数やそろばんが好きな子は計算ゲーム。 音楽が好きな子は自作の音楽を使ったアニメーション。英語の勉強のために英単語学習のゲームを作る子もいます。
このように好きなこととプログラミングを掛け合わせることで、好きなことをより極めつつ楽しみながらプログラミングを学ぶことができます。
もっと具体的に自分の子どもにプログラミング学習が向いているのか知りたい方は、次の適性チェックをしてみてください!
プログラミング学習に向いている子どもには共通する特性がいくつかあります。
ここでは自分の子どもがプログラミング学習に向いているのかどうか、適性をチェックする7つの特性を紹介します!
どれか一つでも当てはまり、子ども自身がプログラミングに興味があるなら、それはプログラミング学習に向いていると言えます。
ぜひお子さまの性格と照らし合わせながら確認してみてください。
− 思い通りに物事を進めたがる、こだわりが強い
プログラミングはコンピューターを相手に命令する作業です。コンピューターはコードを書いた通りにしか動きません。
もちろん言語の習得が必要であることは言うまでもありませんが、思い通りに進めたいという側面はプログラミングに向いていると言えます。また、自分のこだわりを盛り込み何かを作る経験を重ねることができます。自分なりのこだわりを強く出したい子どもには、プログラミング学習が向いています。
− 好奇心旺盛、なんでもまず挑戦してみる
プログラミングには「エラー」がつきものです。思い通りに動かない状況を、どのように解決していくのかを考えることは、とても骨が折れる作業です。難しそうな課題にも挑戦しようとする性格は、プログラミング学習をする上でとても大切な要素だと言えます。
− 考えることが好き、表現することが好き
プログラミングは、コンピューターを使って考えたことを形にする作業です。同じ結果であっても、その動作に至るプロセス、具体的にコードは何通りもあるのが普通です。アイデアを形にするのが好きな子どもにとっては、決められた正解に縛られない側面がプログラミング学習に向いていると言えます。
− 行動する前に順序立てて考える、計画を立てる
「プログラミング的思考」とは、順序立てて考える思考のことを指しています。順序立てて考えることができる子どもは、たとえ思った通りにならなくても、その結果を踏まえてさらに考え、前を向くことができる性格だろうと思います。そんな子どもたちにとってプログラミングはピッタリの学習だと思います。
− なぜ?どうして?と何事も理由を知りたがる
プログラミングでは良くも悪くも命令どおりにしかコンピューターを動かせません。つまり、何かエラーが起こる理由は必ず自分がプログラムしたコードの中にあります。プログラミング学習をする上で、子どもの「理由を知りたがる」という側面はかなり有利な特性だと言えます。
− 集団行動においてリーダーなどのまとめ役となることが多い
まとめ役となるお子様の多くは、物事を俯瞰的に見て判断することができる子が多いと感じています。これはプログラミングにおいてもとても大切なスキルです。細部にこだわりすぎず、大枠の流れを整えて、判断し、命令の全体を組み立てる力が必要だからです。そのため、まとめ役になることが多い子どもはプログラミング学習に向いていると言えます。
− 与えられた役目は最後まで諦めずに取り組む、途中で投げ出さない
何度もお伝えしていますが、プログラミングではエラーがつきものです。書いたコードの中に1つのミスがあるだけで、思い通りに動いてくれないこともあります。そのため、プログラミングには粘り強く取り組む姿勢が大事になります。与えられた役目を最後まで遂行できる、責任感が強い子どもにとってプログラミング学習はピッタリだと言えます。
性格ではなく、子どもの好きなことからプログラミング学習に向いているのかチェックすることもできます。
プログラミングでは処理の回数を考えるときなど、算数や数学的センスが必要となります。
また、理科と同様に実験を踏まえて法則を捉えるセンスも必要なので、算数や理科が好きな子どもはプログラミング学習にも向いていると言えます。
プログラミングには想像したものを形にする芸術的センスが必要となります。
そのため、図工や音楽など何かを表現することが好きな子どもはプログラミング学習に向いていると言えます。
プログラミングには文章を論理的に読む国語力があると有利です。
また、プログラムにテキスト言語を使用する場合、コードは英語で描かれることになるので英語力もあると学習がスムーズになります。
プログラミングはコンピューターを通して何かをつくることなので、モノづくりが好きな子どもには楽しみながら学習を進めることができます。
近年、注目されている「デジタルアート」はプログラミングをはじめとするデジタル技術を活用したアート作品です。
プログラミング学習は表現を楽しむことが大切なので、アートでの表現が好きな子どもにはとても向いていると言えます。
プログラミング学習は「何かを表現して相手に伝える」ということが好きでないと続かないので、大切な要素だと言えます。
プログラミング学習は「型を練習して自分なりに表現する」ことが好きでないと続かないので、こちらも大切な要素だと言えます。
スポーツにはたえまない努力が必要で、プログラミングのコードを書くのにも根気が必要です。
スポーツで培った根気や粘り強さは必ず武器になります。
ゲームが好きな子どもの多くが、ゲームを自由にカスタマイズする「創る側」になるのを好む傾向があります。
自作したゲームで遊ぶことができるようになるのでプログラミング学習はおすすめです。
ボードゲームなどで戦略を立てることが好きな子どもは、ゴールに向かってコードを見通しよく書くことを好む傾向があります。
このタイプの子どもは、プログラミング学習もゲーム感覚で楽しく取り組むことができるのでおすすめです。
自分の頭の中の想像を形にすることが好きなため、プログラミングそのものを好む傾向があります。
まずはブロックを組み合わせて命令することができる、Scratchなどのビジュアル言語教材でプログラミング学習をはじめてみましょう!
材料をきっちり計り、手順通りに進めていくことが好きなので、プログラミングも好きな傾向があります。
パソコンやタブレットなどの操作に慣れていて、動画を見ながら学習を進められるのでプログラミング学習にも向いていると言えます。
すでにパソコン操作に慣れているのでオンラインなどの自宅学習からはじめてみるのも良さそうです。
パソコンやタブレットなどの操作に慣れていて、調べるのが好きということはプログラミングを学習する出発点でもあるので向いていると言えます。
プログラミングの学習がスムーズに行えるでしょう。
ここまでプログラミング学習に向いている子どもの特性を紹介してきましたが、いかがでしたか?
プログラミングを学習している子どもたちは、技術の取得はもちろんですが、プログラミング以外にも自分に自信が持てるようになったり、根気強くなったり、ロジカルシンキングが身についたり、それぞれ違いはありますが確実に成長していると感じます。
それでは最後に、プログラミング学習で身に付く力/スキルをまとめておきます。
これらの力はすべて、大人になる過程でも社会人になっても必ず役に立つスキルなので今から身につけておいて損はありません。
適性チェックが一つでも当てはまり、子どもがプログラミングに少しでも興味があるようなら習い事として、プログラミングスクールを検討してみてはいかがでしょうか?
この記事がお子さまの成長や可能性を広げるきっかけになれば幸いです。
The post うちの子どもはプログラミング学習に向いてない?【適性チェック】 first appeared on TechAcademyマガジン.