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今年3月にメルカリのイギリス展開が発表されました。
日本でもアプリでショッピングをすることが当たり前になり、ショッピングモール、フリーマーケット、オークションなどから自分の欲しいものを探し、賢く買い物をすることが楽しみの1つになっているのではないでしょうか?
ハンドメイド商品の販売ができるアプリや、フリマアプリなどは出品側のお小遣い稼ぎの手段としても利用が広がっています。
今回メルカリが進出したイギリスを含むヨーロッパ5カ国(イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、イタリア)のショッピングアプリランキングから、それぞれの国のショッピングアプリ事情を比較してみました。
まずは各国のショッピングアプリランキングです。
Amazonはご存知かと思いますが、それ以外は見慣れないアプリが多いでしょうか?
Wish,AliExpress,eBayの3つは日本にもユーザーがいるようなのでご利用されたことがある方もいるかもしれません。
フリマ・オークション・モールなどショッピングの種類の視点で国別に見てみましょう。
イギリス第1位「eBay」は世界最大のオークションアプリで、イギリス内では圧倒的に利用率が高いです。第4位の「Shpock」はローカルの掲示板サービスです。不要なものを掲載したりクーポン、セール情報をのせたりしております。第5位「Groupon」はクーポン購入アプリで日本でもなじみのある方が多いかもしれません。
スペインではフリマアプリの「Wallapop」が第1位です。第5位の「milanuncios」はローカルの掲示板サービスです。
フランス第1位「Leboncoin,petites annoces」はローカルの掲示板です。不動産情報などもあがっているそうです。第3位の「Vente privee」はファッション系のショッピングアプリです。ファッション特化のショッピングアプリが上にくることは大きな特徴かもしれません。
名前が似ていますが第1位の「eBay Klenanzeigen for Germany」はフリマアプリ、第3位「eBay」はオークションアプリです。ドイツではフリマアプリ「eBay Klenanzeigen for Germany」の方が浸透しています。
イタリアでは「amazon」が大人気です。ランキング上位には他の国では見られるフリマアプリもローカル掲示板アプリも見られませんでした。
ヨーロッパのショッピングアプリランキングを見てみると、日本の「ジモティ」のような近くの人同士で様々な取引を行うためのローカル掲示板サービスが人気が高いことがわかりました。イギリス「Shpock」、スペイン「milanuncios」、フランス「Leboncoin,petites annoces」。 この結果はシェアリングエコノミーと言われる、使われていない資産を有効活用する考え方がヨーロッパではすでに浸透していることの表れではないでしょうか。
フリマアプリもスペインの「Wallapop」や、ドイツの「eBay Klenanzeigen for Germany」が1番となっていることを考えると、その他の国でも今後人気が出てくるかもしれません。
メルカリのイギリス展開には今後も注目です。