今年も近づいてきた、iPhoneの新作発表。

9月中旬の発表が予想されその噂だけでネット上は盛り上がり、発売日にできる行列をニュースで見るというのが風物詩となっていますね。

今年もすでにiPhone8に関するたくさんの噂が飛び交っています。

しかし世界で見ると実はiPhoneユーザーは少数派です。iPhone信仰国日本でもSimフリーが一般化しはじめ、金額的メリットからAndroid端末への興味が高まっているように感じます。しかしiPhoneからAndroidに変更する際には決断すべきことがあります。たくさんのAndroid端末から一台を選ばなければなりません。端末によって性能が大きく変わってくるため重要な決断です。競合多数の中つい最近Fujitsuがスマホ事業撤退を表明しましたが、それでは数ある端末メーカーの中でどこが人気なのでしょうか?


CheetahMobileのデータベースから6カ国-アメリカ、台湾、インド、インドネシア、ブラジル、メキシコ-のAndroid端末メーカーのランキングを見てみました。


【Android端末国別ランキング】


アメリカ



アメリカではSamsung(韓国)が高い人気を得ており、ギャラクシーシリーズがシェアを獲得しています。


アメリカ自国メーカーのVerizon(アメリカ)、motorala(アメリカ)にファンがついてきていることもわかります。


台湾



台湾市場の特徴はhtc,asus,InFocus(鴻海精密傘下) といった国内メーカーの流通が多く、その他もSamsung(韓国)LGE(中国)Sony(日本)Oppo(中国)と近隣国のブランドに集中していることです。


国内メーカーVS国外メーカーの構図が見られます。


インド



インドは多くのメーカーに分散しており各国から市場獲得に意欲的なことが伺えます。


2位のMicromax(インド)国内ブランドですが、今最も参入したい市場の一つには国外からの参入が止まりません。


インドネシア



今後注目度の高いインドネシアはSamsung(韓国)が先手を打っております。


中国、台湾メーカーがそのあとを追ってシェアを伸ばし、今後競争の激化が見込まれます。インドネシア国内メーカーのADVAN(インドネシア)は今後生き残れるのかどうか注目したいです。


メキシコ



メキシコもSamsung(韓国)が大きくシェアをとっています。


motorola(アメリカ)を除くとアジアのメーカーがシェアを占めていることがわかります。


ブラジル



ランキングを見るとメキシコと似た状況です。アジアのメーカーの強さを示しております。


 


【ランキングまとめ】



Samsung(韓国)が圧倒的な浸透率を誇り、アジアのメーカーが続いております。


自国のメーカーが愛される側面も垣間見えましたが、性能が高く安い、さらにデザイン性もよいという端末を求めるのは世界共通のようです。


端末にしてもアプリにしても今後ますます国境の垣根を越えて「良いもの」が選ばれることでしょう。1、2年後に同じ統計を見ると大きく比率が変わっているかもしれません。


※ランキングは8月28日 自社調べ



情報提供元: Cheetah Global Lab
記事名:「 【Android端末どれがいいの?】スマートフォン端末メーカー 国別ランキング