東京, 2024年4月24日 - (JCN Newswire) - 三菱重工業は、タイ最大の独立系発電業者(IPP)であるガルフ・エナジー・デベロップメント社(Gulf Energy Development PCL)と三井物産株式会社の合弁事業会社がラヨーン(Rayong)県で進める天然ガス火力発電所の建設プロジェクトで、全4系列で構成される設備のうち3号機目を完工、3月31日に運転開始を迎えました。すでにチョンブリー(Chonburi)県において、M701JAC形ガスタービン4台で構成される出力265万kWのガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)火力発電設備の建設プロジェクトを2022年10月に完工しており、このたび、総出力530万kWとなる両発電所合計8系列のうち7系列が連続で契約納期どおりに完工したものです。今後は、2024年秋に予定される全8系列、総出力530万kWでの運転に向けて工事を進めていきます。

ラヨーン県の発電所は、首都バンコクの南東約130kmに位置しており、合弁事業会社のガルフPD社(Gulf PD Company Limited)が運営しています。2022年10月に完工したチョンブリー県の発電所(注)における全4系列、およびラヨーン県の2系列を合わせた6系列は順調に稼働中。その実稼働時間(Actual Operating Hours:AOH)はこれまでに7万5,000時間を超え、高い信頼性を示しています。

ラヨーン県とチョンブリー県の各発電所は、4系列から成るGTCC発電設備で、ガスタービン、蒸気タービン、排熱回収ボイラー、発電機それぞれ4台で構成されます。お客様・建設工事関係先との緊密な連携や努力による工程管理に努め、先行の完工プラントでの経験を踏まえた改善も行い、お客様に満足いただける設備を納入することができました。

チョンブリー県の発電所はまた、2023年12月に開催されたASEAN最大の発電業界展示会Enlit Asia 2023において「Power Plant of the Year」を受賞しました。タイの増大するエネルギー需要に対応し、同国の脱炭素化とエネルギー移行の進展に寄与することが評価されたものです。

計画通りの納期を実現したことは、当社のタイ向けM701JAC形GTCC発電設備では、同国IPPのラッチ・グループ(RATCH Group PCL)とガルフ・エナジー社の合弁会社であるヒンコンパワー社(Hin Kong Power Company Limited)から受注したM701JAC形全2系列140万kW級天然ガス焚きGTCC発電所の1号機が3月1日に運転開始したことに次ぐもの。2号機の完成および全面運転開始は、2025年1月を予定しています。

三菱重工のタイ現地法人Mitsubishi Power(Thailand)Ltd.の社長である高橋 章は「50年以上にわたり、当社がタイにおけるエネルギーインフラの信頼性と効率の向上に貢献し、持続可能なエネルギーの未来に向けた進歩を支えてきたことを光栄に思います。パートナーの皆様と協力し、本プロジェクトの完遂を目指すとともに、長期にわたる運転保守・点検においても全力でサポートを継続してまいります」と述べています。

三菱重工は、引き続きラヨーン県やヒンコンパワー社の発電所完成に向け全力で取り組むとともに、最新鋭機であるJAC形ガスタービンの普及に一層力を注ぎ、世界各地の経済発展に不可欠な電力の安定確保と環境負荷の低減に貢献していきます。

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。 長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp

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情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 三菱重工、タイの超大型複合火力発電所プロジェクトでM701JAC形GTCCの7系列目が運転開始