TOKYO, Mar 2, 2023 - (JCN Newswire) - Fujitsu Finland Oy(注1)(以下 富士通フィンランド)は、フィンランドのヘルシンキ周辺でバスや路面電車、地下鉄などの公共交通機関を整備、運航しているヘルシンキ地域交通局(Helsingin Seudun Liikenne、以下 HSL)様の新たなソフトウェア開発に向けた公募において開発ベンダーの1社に選定され、2023年2月より開発に着手しました。

HSL様は、CO2排出量の削減や省エネルギーなど、環境に配慮した公共交通機関として、持続可能なビジネスの継続を目指しています。本件は、その実現に向けた重要なプロジェクトに位置付けられており、IT環境を抜本的に見直すとともに、複数のソフトウェアを新規に開発します。プロジェクトは、2023年2月から始まり、最長8年間を予定しており、全3領域において11社が選定されました。富士通フィンランドはソフトウェア開発と保守の領域、およびビジネスインテリジェンスとデータエンジニアリングの領域を担い、主にデータ分析などのプロフェッショナル人材を派遣し、HSL様とデザイン思考やアジャイル開発を用いながら、新たなソフトウェアを開発していきます。

HSL様は、環境に配慮したビジネスを実現するため、デジタル技術を活用するとともに、プロジェクトに若手エンジニアを積極的に参画させ、スキルの向上と、エンジニア不足の課題を解消し、持続可能なビジネスモデルを構築していきます。

Helsingin Seudun Liikenne CIO代理 Seppo Perkio様のコメント
私たちは、将来にわたって責任ある公共交通機関として運営していくため、ユーザビリティの継続的な発展、改善を通して、CO2排出量の削減と省エネルギー化を目指しています。そのためにも、ソフトウェア開発とその他IT環境において、富士通や他の受託企業と協力して、先進的なアプローチによるデジタル化と運用モデルの構築を促進していきます。

また、今回のプロジェクトでは、若いソフトウェアエンジニアのスキルを向上させ、不足している技術部門の専門家を育成していきます。

Fujitsu Finland Oy のHead of Consulting and Professional Services Jouko Seppaのコメント
当社は、グローバルでお客様へソリューションを提供しています。HSL様のソフトウェア開発のため、最適なソフトウェアの専門家が、必要に応じて柔軟に対応します。私たち欧州のチームのトップエンジニアが、強力な現地の専門部隊とともに、HSL様のプロジェクトを推進します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
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概要: 富士通株式会社

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情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 富士通、フィンランドのヘルシンキ地域交通局様のソフトウェア開発を受託