TOKYO, Sep 2, 2022 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、当社)は、三井物産株式会社との共同出資会社であるJapan Australia LNG (MIMI) Pty Ltd(以下、MIMI社)を通じ、Woodside社、bp社、Shell社、Chevron社と共に、西豪州沖で操業を行うノース・ウェスト・シェルフ・プロジェクトの枯渇ガス田を利用したCO2回収・貯留(Carbon Capture and Storage、以下「CCS」)の鉱区探査ライセンスを豪州連邦政府より取得致しました。

本事業は、陸上近接地(西豪州カラサ地区)にある排出事業者よりCO2を回収し、枯渇ガス田Angel(G-10-AP鉱区に位置、下図参照)に圧入することで、周辺地域のCO2削減への寄与が期待され、今後の調査結果次第では年間最大500万トン規模のCO2を貯留できる可能性があります。

本パートナー5社は事業化を目指し、共同で検証作業を実施してきました。今般の鉱区探査ライセンス取得は本事業推進にあたり重要なマイルストーンであり、今後当社はMIMI社を通じ、パートナーと共同で技術・許認可・商務面を含む事業性調査を本格的に進めて参ります。

当社は、2021年10月に策定した「カーボンニュートラル社会に向けたロードマップ」及び本年5月に公表した「中期経営戦略2024」においてEnergy Transformation (EX)を今後の重要取り組みと位置付けています。今後もCCS等によるLNG事業の低・脱炭素化を通じて、EXを主導すると共に、よりクリーンなエネルギーの安定供給を通じてカーボンニュートラル社会への移行・実現に貢献して参ります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2022/html/0000049737.html

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情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 三菱商事、豪ノース・ウェスト・シェルフ・プロジェクト枯渇ガス田を利用したCCSの事業性調査を目的とした鉱区探査ライセンス取得