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TOKYO, Aug 28, 2019 - (JCN Newswire) - 富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:時田 隆仁、以下、富士通)とエヌビディア合同会社(本社:米国カリフォルニア州、以下、エヌビディア)はこのたび、グラフィックスカード内蔵型のサーバやHPC(ハイパフォーマンス コンピューティング)、AI、VDI(仮想デスクトップ)などPCサーバ事業における幅広い分野で協業を強化します。
両社は、GPUコンピューティング(注1)向けのプラットフォーム導入を支援する「FUJITSU Server PRIMERGY / NVIDIA コラボレーションプログラム」を本日より開始します。
本プログラムにより、お客様のGPUコンピューティングの円滑な導入を支援することで、HPCやAI、VDIによる業務効率化を実現し、お客様のデジタルビジネス実現に貢献します。
「FUJITSU Server PRIMERGY / NVIDIA コラボレーションプログラム」の概要
本プログラムでは、富士通とエヌビディアによるGPUコンピューティング向けプラットフォームの導入サポートを提供するとともに、従来より提供しているVDI向けの製品ラインナップをより一層強化します。
1. GPUコンピューティングの円滑な導入をサポート
富士通とエヌビディアは、FUJITSU Server PRIMERGY / NVIDIA コラボレーションセンター(東京都港区、富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター内)を本日より共同で開設します。
当センターでは、 検証用サーバを常時配備し、富士通およびエヌビディアの専任サポート要員が、GPUの導入によるVDI、HPCやAIシステムにおけるPCサーバ性能検証テストの実施、お客様がNVIDIA GPUを搭載したPCサーバを導入するにあたり必要なソフトウェアの設定作業から、テスト結果の妥当性の検証までを一貫してサポートします。
2. NVIDIA GPU対応製品ラインナップを拡充
VDIにおいて仮想環境での「Windows 10」の快適な画像処理を実現する仮想化グラフィックスカード「NVIDIA Tesla M10」に、VDIヘのGPUリソースの割り当てを制御する「GRIDソフトウェア」をバンドルした「NVIDIA GRID 仮想PC for Windows 10」を富士通から提供開始します。
また、富士通のPCサーバ「PRIMERGY RX2530 M5」および「PRIMERGY RX2540 M5」を、エヌビディアによるNGC-Ready認証(注2)を受けた構成で、富士通から提供開始します。本構成では、HPCにおけるAIの学習と推論、データ分析、画像処理など、さまざまなワークロードを高速化する「NVIDIA T4 GPU」を搭載します。
富士通株式会社 データセンタープラットフォーム事業本部 理事 坂井 賢一のエンドースメントコメント
このたびのエヌビディアとの協業強化を大変嬉しく思います。この協業により、より多くのお客様にGPUコンピューティングを円滑に導入いただくことが可能になります。富士通は今後もエヌビディアとのパートナーシップを推進することで、お客様のデジタルビジネスの実現やビジネス革新の支援に注力してまいります。
エヌビディア合同会社 グローバルアライアンス バイスプレジデント ケビン コナーズのエンドースメントコメント
NVIDIA GPUコンピューティング プラットフォームは、必須プラットフォームとしてHPCやAIの開発基盤およびサービス実装基盤において、幅広く活用されています。特に近年は、急増するモバイル端末やIoTセンサーにより生成されるデータをAIを用いてデータセンターやエッジ環境にて活用するニーズが、製造、小売、医療、通信といった業界において増えています。各市場向けに準備されたNVIDIA NGCを富士通のNGC-Readyサーバ上で活用することにより、ますます複雑化するソフトウェアを、研究開発基盤およびプロダクションシステムに最適に短期間で導入することが可能となります。富士通とのパートナーシップの強化により、より多くのお客様に最適なAIソリューションをお届けできると確信しております。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/08/28.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。
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