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TOKYO, Jun 28, 2019 - (JCN Newswire) - 株式会社JTB(以下「JTB」)、全日本空輸株式会社(以下「ANA」)、富士通株式会社(以下「富士通」)の3社は、共生社会ホストタウンである川崎市とともに、川崎市と大分市在住の発達障がいのある子どもたちとそのご家族を対象に、スポーツを通じたユニバーサルツーリズムの取り組みとして「川崎フロンターレ対大分トリニータ戦」観戦交流イベントを企画・実施します。
本取り組みは、発達障がいをテーマとして2017年12月に川崎市で開催された「心のバリアフリー・シンポジウム」(JTB主催)の参加企業だったJTB、ANA、富士通の3社が連携し、政府が進める「ユニバーサルデザイン2020行動計画」で掲げられている「心のバリアフリー」を推進するための具体的なアクションとして取り組んでいるものです。
このたび、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(以下、Jリーグ)、川崎フロンターレと連携し、感覚過敏があり外出に困難を抱えている川崎市と大分市在住の発達障がいのある子どもたちとそのご家族を対象に、7月27日(土曜日)、28日(日曜日)の2日間の、「川崎フロンターレ対大分トリニータ戦」観戦交流イベントを企画・実施します。
また、試合会場となる川崎市等々力陸上競技場では、一時的に観客席の一室に国内初となるセンサリールーム(注1)を設置し、参加するご家族が安心して試合観戦ができる環境を提供します。
各社の役割
JTB:イベント実施前および当日の「心のバリアフリー」研修の実施
ANA:発達障がいに関する教育を事前に受けたスタッフが空港や機内で移動のサポート
富士通:発達障がいのある子どもたちの気持ちを表す「きもち日記」(注2)の提供、発達障がいに対する理解を深めるVR映像コンテンツの制作、提供と「心のバリアフリー」研修の支援
川崎市:観戦ツアーの企画、ツアー参加者の移動のための福祉バスを用意、センサリールームの設置
観戦ツアー概要
7月27日(土曜日)の試合当日、川崎市の発達障がいのある子どもたちとそのご家族には、川崎市が福祉バスを用意し、発達障がいに関する教育を事前に受けたANAのスタッフがスタジアムまでの移動をサポートします。また、大分市の発達障がいのある子どもたちとそのご家族には、安心して飛行機での移動ができるようANAが空港内や機内でのサポートを行います。
そして、翌7月28日(日曜日)は川崎フロンターレのコーチによるサッカー教室を行います。障がいの有無に関わらず子どもたちがスポーツの楽しさを体感する取り組みを実施します。
なお、様々な体験をした後は、富士通が開発した「きもち日記」を使い、それぞれの日の経験や出来事を絵日記のように、自分自身でつづってもらいます。
加えて、富士通は今回のツアーの事前および当日に、ツアーに関わる各選手や関係者への「心のバリアフリー」研修で使用する、発達障がいのある子どもの世界を疑似体験し、どの様に接するのが良いか具体的な方法(合理的配慮)を学べるVR映像コンテンツを川崎市自閉症協会監修のもとで制作し、提供します。
JTB、ANA、富士通の3社および川崎市は今後Jリーグとの連携をさらに強化し、発達障がいの方だけでなく様々な障がいの方へ取り組みを拡げるとともに、他の自治体、地域へと展開範囲の拡大も図っていくことで、誰もが暮らしやすい共生社会の実現を目指していきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/06/28.html
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。