TOKYO, Jun 13, 2019 - (JCN Newswire) - NECとNECのエネルギー関連子会社であるNECエナジーソリューションズ(注)は、米国オレゴン州ユージンのハワード小学校に出力500kW、容量1000kWhの中型蓄電システムを納入しました。

この蓄電システムは、ユージンにあるハワード小学校周辺地域の長期強靭性計画の一環として導入されたもので、同小学校の敷地内に設置され、太陽光発電とともにマイクログリッドを構成します。電力のピークカットだけでなく、災害などによる停電で給水設備が停止した場合には、地下水をくみ上げるための電源としても活用され、地域住民の安全・安心に貢献します。本システムは、2019年5月から稼働が始まっています。

近年、環境意識の高まりから太陽光発電など再生可能エネルギー発電への関心が高まり、個人や企業の事業所などで自家消費用の太陽光発電が普及してきました。さらに最近では、万一の停電に備え、大型発電所による電力系統だけに依存せず、再生可能エネルギーなどを用いて地域ごとに小規模なエネルギーネットワークを持つマイクログリッドへの関心も高まっています。

こうしたマイクログリッドにおいて、蓄電池は発電量の安定しない再生エネルギーを補完するだけでなく、自然災害などによる停電時には避難所での緊急用の電源としても有効です。

NECは、日本においてもマイクログリッド向けの電源として蓄電システムの需要があると考え、災害時の避難所となる公民館や学校施設・民間の工場施設や商業施設、市街地から離れた場所にある観光施設などに向けて本蓄電システムを提案していきます。

NECとNECエナジーソリューションズは本実績を活かし、蓄電システム事業をさらに拡大し、安全・安心、効率に優れたエネルギー社会の実現に貢献していきます。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/201906/20190613_02.html 

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

 Copyright 2019 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com 
情報提供元: JCN Newswire
記事名:「 NEC、米国オレゴン州の小学校周辺地域向けに蓄電システムを提供