代表取締役社長 森川宏平
TOKYO, Jan 4, 2019 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社の森川宏平 代表取締役社長は本日、2019年社長年頭挨拶を行いました。要旨は以下のとおりです。

真価が問われる一年

昭和電工グループの2018年の業績は2年連続で最高益を更新する見通しです。市況好況の恩恵を十分に享受できたのは、「しっかりとした今」を作るため、各事業が長年に亘って取り組んできた施策が実を結んだ結果です。2019年の世界経済は、米中貿易摩擦や地政学リスクなどの要因から、2017年から好況が続く世界景気に陰りが見え、減速に向かう懸念が高まっています。風向きの変化に即応できるか、当社グループの真価が問われる重要な1年です。

「個性派企業」に向け

本年から始まる新中期経営計画「The TOP 2021」では、これまで創出してきたキャッシュを基盤に、長期的な成長へ大きく舵を切ります。山頂を意味する「The TOP」には、当社が目指す山の頂上、2025年に当社事業の半数以上を個性派事業とする、という思いを込めています。一定規模の営業利益、営業利益率10%以上、収益変動の抑制の3つを満たす個性派事業への道のりは事業ごとに異なりますが、本計画で新たに定義した目指す方向性「高める」「伸ばす」「変わる」ために歩み始めます。加えて、持続的な成長を実現するためには新規事業の創出が必須です。新たな事業を「創る」、成長への強い意志を持ちましょう。

こころを、社会を、動かす

2019年は創立80周年の節目の年です。これまでの先人の苦労に感謝するとともに、「期待を持てる将来」を我々が示すことで、すべてのステークホルダーにご満足いただく企業を目指します。当社グループが、人々の「こころ」を動かし、「社会」を動かす。そういった存在となるために、価値創造の主役である従業員一人ひとりの主体的な行動を期待しています。新たな成長に向けて、力強くスタートしましょう。

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概要:昭和電工株式会社

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記事名:「 昭和電工、2019年社長年頭挨拶(要旨)