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TOKYO, Dec 11, 2018 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)と西洋フード・コンパスグループ株式会社(代表取締役社長:石田隆嗣/以下、西洋フード・コンパスグループ)は、このたび、BAP認証を取得した水産物を日立の池袋事業所の社員食堂に導入しました。BAP認証を取得した水産物を調達・提供するのは日本初の事例となります。今後は、月に1回サステナブル・シーフードのメニューを提供する予定です。日立と西洋フード・コンパスグループは、BAP認証をはじめとするサステナブル・シーフードに対する社員の認知と理解を促進し、消費者としての購入・選択時の意識改革を図ります。これにより、海の環境や生態系を守るとともに、SDGs達成への貢献をめざします。
近年、人口増加や健康志向の高まりなどにより、世界の水産資源の需要は拡大する一方、環境破壊や乱獲などの影響によって、生産量は年々減少しています。こうした中、2015年に国連で採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)において、目標14「海の豊かさを守ろう」では、海洋資源の保全、また、目標12「つくる責任つかう責任」では、天然資源の持続可能な管理や効率的な利用が掲げられています。そこで日立は、SDGsの達成に向けた取り組みのひとつとして、池袋事業所の食堂運営を行う西洋フード・コンパスグループとともに、サステナブル・シーフードを導入しました。なお、今回の導入に当たり、サステナブル・シーフードに関するコンサルティング事業を行う株式会社シーフードレガシー(代表取締役:花岡 和佳男)より、サポートや提言を得ました。
今回提供する水産物が取得したBAP認証は、養殖業に関わるサプライチェーン全体(加工工場、養殖場、ふ化場、飼料工場など)を監査対象としているほか、持続可能性のみならず、食品安全性、社会的責任、動物の健康・福祉などについても、国際的なベンチマークに準拠している包括性の高い認証プログラムです。また、責任ある養殖業を普及させるために活動している国際的な非営利組織GAA(Global Aquaculture Alliance)が運営し、第三者監査機関によって認証審査を行うことで信頼性や透明性を確保しています。
日立は、自らの企業活動が社会に与える影響と社会的責任を的確に認識した上で、社会からの期待に応えるべく、積極的にサステナビリティに資する活動を推進しています。SDGsに代表される社会課題に対しても、長期的な事業戦略の中で取り組むべく、執行役社長兼CEOを議長とする「サステナビリティ戦略会議」を発足させ、さまざまな施策を推進しています。
西洋フード・コンパスグループは、「健康・安全・環境」をグループ最優先事項とし、クライアントやお客様の様々な要望に適格な対応を行うとともに、グループ内1,443事業所で環境マネジメントシステム(ISO14001)認証を取得しており、日々の事業活動において環境保全に配慮した取り組みを行っています。
今後も日立と西洋フード・コンパスグループは、サステナブル・シーフードの提供を通して社員一人ひとりの意識を高め、消費行動の変革を促すことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2018/12/1211.html
概要:日立製作所
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