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TOKYO, Dec 5, 2018 - (JCN Newswire) - 株式会社本田技術研究所(本社:埼玉県和光市 代表取締役社長:松本宜之)の子会社であるHonda R&D Innovations, Inc.(以下、ホンダイノベーションズ)は、欧州および中国に拠点を持つベンチャーキャピタル4社との協業を開始します。本田技研工業株式会社(以下、Honda)がこのベンチャーキャピタル4社に出資を行い、ホンダイノベーションズが同社のオープンイノベーションを加速する取り組みである「Honda Xcelerator(ホンダ・エクセラレーター 以下、エクセラレーター)」を通じ、ベンチャーキャピタルと協業を行います。
その結果、ホンダイノベーションズは、ベンチャーキャピタルが持つ世界のアーリーステージ※1のスタートアップとのネットワークを活用しながら新たな協業先を発掘することが可能となり、オープンイノベーションを加速します。
なお、エクセラレーターは、2015年よりHondaとの協業の場やアドバイスの提供、試作のための資金の一部援助などを行うことで、スタートアップを支援しています。このスタートアップとの協業を通じ、顧客体験のさらなる向上をもたらすモビリティー関連商品やサービスを創造しています。
協業するベンチャーキャピタル4社
360 Capital Partners(360キャピタル・パートナーズ)
欧州にあるロボティクス、モビリティーといったディープテック※2企業に投資する、フランス・パリに本社を置くベンチャーキャピタル。
JB Nordic Ventures(ジェイビー・ノルディック・ベンチャーズ)
バルト地方で最大の投資会社であるBaltCap社と、日本政府も拠出している投資会社JBIC IG社両社が新たに設立したベンチャーキャピタルで、バルト地域、アイスランド、スカンジナビアのIT、ロボティクス、モビリティー関連企業に投資。
SOSV(エス・オー・エス・ヴイ)
ハードウェア、モビリティー、ソフトウェア、食品、ライフサイエンス関連のスタートアップに投資している、米国に本社を置くベンチャーキャピタル。サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドン、深セン、上海、台北に拠点を持つ。
Yunqi Partners(ユンチ・パートナーズ)
企業向けITサービス、ロボティクス、モビリティーに投資する中国の上海と北京を拠点とするベンチャーキャピタル。
これらのベンチャーキャピタルとの協業により、Hondaは、世界にあるエクセラレーターの各拠点を通じて、さまざまな新価値創造に向けた取り組みに対する支援活動を拡大します。
エクセラレーターによるオープンイノベーションの実績
米国、並びにグローバルのスタートアップ・コミュニティーへの窓口として、エクセラレーターは、協業・投資・育成など、包括的な活動を行っています。エクセラレーターは、自動運転車やコネクテッド・カーの技術を開発しているDeepMap社、Tactual Labs社、WayRay社といったスタートアップが成功するよう、共同で取り組みを行っています。これら3社は、エクセラレーターとCES2018で協業を開始して以来、追加の資金調達や他の自動車関連企業との協業に成功しています。
最近公表された、音声認識・対話技術領域のリーダーであるSoundHound社との戦略的提携は、エクセラレーターが行っている活動の大きな成果の一つです。この戦略的提携は、音声AIアシスタントの開発をさらに加速させます。
エクセラレーターは、CES2019でスタートアップ2社との新たな協業を発表する予定です。エクセラレーターとの協業に興味がある場合、以下のウェブサイトを確認するか、ツイッターアカウントをフォローしてください。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.honda.co.jp/news/2018/c181205.html
概要:本田技研工業株式会社
詳細は www.honda.co.jp をご覧ください。