SHANGHAI, Nov 29, 2018 - (JCN Newswire) - 車車間・路車間通信(V2X)「3層」アプリケーション相互運用性の実証実験が、2018年11月4日から8日まで上海で実施されました。これにより、世界で初めて、相互通信モジュール、相互端末、相互車両におけるLTE-V2Xの相互運用性が実現します。

今回の実証実験には、OEM 11社(BAIC Group、CHANGAN、SAIC MOTOR、General Motors(GM) 、Ford、BMW Group、GEELY、Audi China、Great Wall Motors、DFM、BJEV)、端末ベンダー8社(Datang (CATT)、HUAWEI、NEBULA LINK、Neusoft Reach、Genvict Technologies、SAVARI、Huali iSmartWays、China Transinfo)、および通信モジュールプロバイダー3社(Datang (CATT)、HUAWEI、Qualcomm)など20社以上が参加しました。

本実験では、5905 MHzから5925 MHzまでの周波数帯に、直接通信技術3GPP R14 LTE-V2X PC5を採用しており、上位層の通信はネットワーク層とアプリケーション層の中国の標準規格に準拠しています。

車車間通信(V2V)および路車間通信(V2I)の典型的なシナリオとして、運転速度指導、交差衝突警告、緊急ブレーキ警告、前方衝突警告など9つが選択され、LTE-V2Xのエンド・ツー・エンド接続が紹介されました。

また、LTE-V2X業界の発展を加速させる、中国のLTE-V2Xプロトコルスタックのエンド・ツー・エンドの適合性を検証するとともに、中国におけるLTE-V2Xの大規模な展開を推進し、さらには、業界全体の連携を促進し、業界エコシステム全体の構築も支援しました。

このたび、10ヶ国以上から、800名を超える専門家(FISITAや5GAAの専門家を含む)が参加し、中国でLTE-V2Xに関する研究が蓄積され、同国の優位性が強化されていることが示されました。

今回の実証実験は、中国智能網聨汽車産業創新聯盟(China Industry Innovation Alliance for Intelligent and Connected Vehicles:CAICV)、IMT-2020 (5G) Promotion Group C-V2X Working Group、上海国際汽車城(Shanghai International Automobile City)によって共同で実施されました。CAICVがラボでの相互運用性テストを主導し、China Intelligent and Connected Vehicles Innovation Center(CICV)とNebula Linkは、実証実験の技術および実施サポートを行っています。

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記事名:「 中国、世界初 車車間・路車間通信(V2X)「3層」アプリケーション相互運用性の実証実験を実施