TOKYO, Aug 20, 2018 - (JCN Newswire) - ソニーの電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)は、harmo加盟薬局がない地域の方でもスマホアプリだけで薬の記録と閲覧ができる「スマホ向けライト会員サービス」を2017年2月に開始しました。

そして2018年8月には、この「ライト会員」が47都道府県まで利用実績が拡がり、全国の人々に利用されるようになりました。この普及状況を踏まえ、ソニーはこれまでクラウドサーバーに蓄積してきた調剤情報を活用し、harmo会員によるお薬手帳用QRコード※(全国の薬局で薬と共に提供される薬剤情報提供書等に印刷されるQRコード)の利用実績がある約6,500軒の薬局情報を新たに公開しました。これらの薬局では、スマホアプリから「ライト会員」のサービスをご利用いただくことができます。

全国の薬局ではお薬手帳用QRコードが付与される機会が増えてきています。このお薬手帳用QRコードを撮影することで、その場で「ライト会員」として電子お薬手帳サービスに参加できます。スマホアプリには、患者本人だけでなく家族も一緒に参加できるため、例えば兄弟姉妹がいるお子さま全員の薬をスマホアプリ1台で管理することが可能です。

また、これまで利用者はどの薬局でお薬手帳用QRコードを発行してもらえるかを知る術がなく、多数の利用者から情報を求める声が寄せられました。そこでソニーは2018年8月にharmoのWeb・スマホアプリをアップデートし、利用者がアプリ上の薬局検索機能から、これらの情報を得ることができるよう機能追加を行いました。

Webページでは薬局検索用の地図から地域を指定、または名称を指定してお薬手帳用QRコードを出力できる薬局を検索できます。スマホアプリからは、最新のアプリに搭載された「薬局を探す」機能から薬局を検索できます。スマホの場合は、地域や名称の指定だけでなく、位置情報を使って現在地周辺の該当薬局を検索することも可能です。近辺に該当する薬局があれば、その薬局で受け取ったQRコードをスマホアプリから撮影するだけで「ライト会員」登録ができます。また、調剤薬も同様にQRコードを撮影するだけで登録できます。

harmoは、ソニーが独自開発した情報分離技術を基礎とする、個人情報に配慮したクラウドシステムによりサービスを運営しており、「ライト会員」においても患者氏名などの個人情報はスマホアプリに、また調剤された薬剤情報などのデータはクラウドサーバーに、各々暗号化のうえ、分離して保存しています。

このシステムを活用することで、利用者がharmoを利用することによって蓄積された情報を利用者に還元し、再び利用者に価値を提供するという情報循環を実現できます。今回の情報公開もその一環として、患者氏名などの個人情報を含まないクラウド上の情報から特定の薬局情報のみを抽出し利用者に提供するものです。

ソニーは今後もこのシステムを利用して、社会に役立つ情報提供を展開していく予定です。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201808/18-064/index.html

概要:ソニー

詳細は www.sony.co.jp をご覧ください。

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記事名:「 ソニーの電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)全国47都道府県に利用実績が拡大