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TOKYO, Feb 28, 2018 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:森川 宏平)は、最近の原燃料価格および輸送費の上昇等から、アンモニアの価格改定を以下のとおり行うことを決定しました。
1. 価格改定の内容
1)値上げ幅
液化アンモニア ローリー扱い 20円/kg以上
液化アンモニア ボンベ扱い 40円/kg以上
アンモニア水 ローリー扱い 5円/kg以上
2)実施時期
2018年4月1日出荷分より適用
2. 価格改定の背景
当社では製造・物流の合理化を積み重ね、コストダウンに努めてまいりました。しかし昨今、ナフサ、LNG等原燃料価格が高水準で推移し、安全・安定供給の実現に不可欠な設備維持・更新や物流面においてもコストが上昇していることから、自助努力での対応は限界に達しています。このため、製品の安定供給体制を維持するためには、お客様にその一部のご負担をお願いせざるを得ないとの結論に達しました。
液化アンモニアは、ナイロンやアクリロニトリル等の合成繊維原料、火力発電所等の排煙に含まれる窒素酸化物(NOx)の除去、自動車・建設機械部品の金属表面処理などの一般工業用途や肥料用途などに幅広く使用されております。またアンモニア水は、地方自治体が運営する清掃工場の排煙に含まれる窒素酸化物(NOx)の除去に使用されています。当社の川崎事業所は、関東以北で外販比率の高い液化アンモニアの製造拠点として、船舶、タンクローリーによる大量輸送からボンベによる小口販売まで、お客様のさまざまなニーズにお応えできる供給体制を整えており、今後も国内での安全安定操業に努めてまいります。
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概要:昭和電工株式会社
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