TORONTO, ONTARIO , Jun 21, 2017 - (JCN Newswire) - Bombardier Commercial Aircraftは本日、国際パリ航空ショーで、スパイスジェット(本社インド、グルガオン)と最大50機のQ400ターボプロップ旅客機に関するLOI (関心表明書)を締結したことを発表しました。LOIにはQ400ターボプロップ25機と、追加25機の購入権が含まれています。Q400ターボプロップの定価を元に計算すると、発注額は最大17億米ドルとなります。

「この合意の締結によって、ターボプロップ市場におけるQ400の優位性が今一度実証されたことを誇らしく思います。今回の再発注の契約が完了すると、アジア太平洋地域でも特に成長著しいインドにおいて、Q400航空機の機材数がさらに増加し、座席追加型(86座席型)Q400航空機が初めて運航開始されます。」と、Bombardier Commercial Aircraft社長のFred Cromerは述べました。「また、今回の発注は、運航費用の高いジェット機では経済的に支えきれない短中距離市場において、ターボプロップ航空機の需要が堅調であることを示す説得力ある証拠でもあります。」

「Q400航空機50機を購入することをうれしく思います。スパイスジェットはインド最大のリージョナル機材を運航しており、この分野で唯一の組織的な運航事業者です。今回購入する航空機によって、小さな町や市をつなぐ接続便が増加し、すべてのインド国民に航空便を利用できるようにするというナレンドラ・モディ首相のビジョンの実現に役立つでしょう。旅客の皆様がさらに多くの町へ飛んで行けるようになることで、現在好況の中にあるインド航空市場はさらに拡大するでしょう。」と、スパイスジェット会長兼代表取締役のAjay Singh氏は述べました。

「スパイスジェットの皆様に、今回の発表のお祝いを申し上げます。インド政府では、一般国民への航空接続便の提供をビジョンとして掲げており、スパイスジェットは国内のリージョナル路線網の接続向上に熱心に賛同し、活動に参加してくださっていますが、今回の発表によって、この政府ビジョンはさらに推進されるでしょう。また、この発表は、インドの小さな町や市でも大きな航空便需要があることを示しています。」と、インド民間航空省秘書官のRN Choubey氏は述べました。

「Q400は、市場に出回っている中で最大のターボプロップ航空機であり、その86座席型は、スパイスジェットが国内事業をインドのTier-2都市からTier-3都市へ発展させる支えとなるでしょう。同社と政府の継続的パートナーシップによって、インドの将来はさらに輝かしいものとなり、スパイスジェットの事業についても、今後何年にもわたり収益と効率が向上するでしょう。」

スパイスジェットには、2010年から現在までに15機のQ400航空機が納入されています。同社は現在、国内線と国際線で78座席型のQ400航空機20機を運航しています。今回の機材増強が完了すると、スパイスジェットでは、収益増加が可能になり、世界屈指の成長を続けるインドのリージョナル航空市場での堅調な需要予測に対応することができるでしょう。

BombardierQ SeriesターボプロップおよびCRJ Seriesリージョナルジェットは、アジア太平洋地域で大きく伸びており、25社のお客様および運航業者で、Q Seriesターボプロップ165機以上など約190機が運航または発注中です。

アジア太平洋地域におけるBombardierの商用航空機顧客サポートネットワークには、デリー、成田、シドニー、北京、および上海の地域サポート事務所や、シドニー、北京およびシンガポールの部品倉庫などがあります。Bombardier Commercial Aircraftの販売およびマーケティングチームは、現在のお客様や見込み客への業界トップクラスのソリューション提供には最適の場所であるシンガポールにある支社から業務を行っています。

Bombardierが受けた正式発注数は、Q400航空機全体で585機です。

スパイスジェットについて

スパイスジェットはインドで人気の高い航空会社で、インドの人々は、これまでにないお得な料金で空の旅ができるようになりました。スパイスジェットは、46都市(国内39都市および国外7都市)に毎日平均364便を運航しています。接続便用機材には、35機のBoeing 737NGと20機のBombardier Q400を使用しています。同社が機材の大半を提供しているSpiceMaxは、追加料金オプションで、インドで最も広々としたスペースのエコノミークラス座席を提供しています。

スパイスジェットは、2016会計年度(2017年2月)に最短のターンアラウンド時間で『CAPA会長メリット勲章』を、2016年に『アジア最優秀ブランド賞』を授与され、2017年1月にシンガポールで開催されたAsiaOne賞ではSingh氏に『今年最もグローバルなアジア人賞』が、CFOのKoteshwar氏には『2016年度アジア最優秀CFO賞』が贈られました。これ以外にも2016年には、多くのグローバルな賞を獲得しました。2016年の受賞には他に、WTM LondonでAjay Singh氏が『世界旅行リーダー賞』(2016年11月)を、ラスベガスで開催されたFuture Travel Experienceグローバル賞で『最優秀チェックイン施策賞』(2016年9月)を、プネで開催されたCIO 100 India Symposium &Awardsで『スマートチェックイン施策賞』(2016年9月)を、第4回DMAでは104社の応募の中から『最優秀従業員エンゲージメント賞』を、ニューデリーで開催されたThomas Assessments National Awardでは『最優秀人材管理賞』(2016年8月)を、Brand Trust Reportでは『最優秀交通ブランド賞』と『2016年インド最優秀航空ブランド賞』(2016年4月)を、DDP TravTalkからはインドの4地域それぞれについて『国内航空ベスト4賞』を授与されました。

Bombardierについて

Bombardierは、航空機と列車を扱う世界トップのメーカーです。Bombardierは、現在のサービス提供をしながら未来を見つめ、どんな場所でも効率的で持続可能で、楽しい交通を求めるニーズに応えることで、全世界の移動手段を進化させています。弊社が世界の交通をリードしている理由は、車両・航空機やサービス、そして何よりも従業員です。

Bombardierの本社は、カナダ、モントリオールにあります。弊社の株はトロント証券取引所(BBD)で取引されており、Dow Jones Sustainability North Americaインデックスにも上場しています。2016年12月31日締め会計年度の売上高は、163億米ドルでした。ニュースと情報は http://bombardier.com をご覧いただくか、Twitter @Bombardier をフォローしてください。

編集者向け注記

- スパイスジェットの塗装を施したQ400 航空機の画像は www.bombardier.com に本ニュースリリースとともに掲載されています。
- Q400航空機の背景について詳しくは、BCA Media Hubをご覧ください。 http://bit.ly/2trvHGD
- スパイスジェットについて詳しくは、 www.spicejet.com をご覧ください。
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- Bombardier、Q400およびQ Seriesは、Bombardier社とその子会社の登録商標です。

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記事名:「 Bombardier、スパイスジェットと最大50機のQ400航空機に関するLOI (関心表明書)を締結