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TOKYO, May 8, 2017 - (JCN Newswire) - ソニーは、4K解像度に加え、映像本来の明るさ、コントラスト、鮮やかな色を再現するHDR(ハイダイナミックレンジ)※1信号に対応した新しい高画質メディア規格「Ultra HD Blu-ray(TM)」の再生が可能なUltra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー『UBP-X800』を発売します。最新の音声フォーマット「Dolby Atmos(R)(ドルビーアトモス)」や「DTS:X(TM)(ディーティーエス エックス)」で収録したコンテンツの再生も、対応AVアンプと組み合わせることで、4K HDRの美しい映像とともに、シアターのような臨場感あふれる音環境で視聴を楽しめます。
型名: Ultra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー『UBP-X800』
発売日: 6月24日
価格: オープン価格
本機は、新たに開発したディスクドライブや高剛性シャーシ構造など、音質に影響する振動を極限まで抑えるパーツ設計により、より高品位なハイレゾリューション音源再生(以下ハイレゾ)を可能にしました。SA-CD、DVD Audioなどのディスクメディアに加えて、DSD 11.2MHz、FLAC、WAV、ALACなどの多くのフォーマットにも対応し、より原音に近い臨場感ある音響を体感できます。
Ultra HD Blu-rayのタイトルのみでなく、NETFLIXやYouTube、Amazonビデオの4Kコンテンツのストリーミング視聴にも対応し、4Kアップコンバート機能においては、新たにに60pのフレームレートのコンテンツまでアップコンバートが可能になりました。これらの機能により、さまざまなコンテンツを4Kテレビと組み合わせて高画質でお楽しみいただけます。さらに、HDR非対応の従来の4Kテレビなどで視聴するため、HDRのコンテンツをSDR(スタンダードダイナミックレンジ)レベルに変換する際、バランスの良いコントラストと自然な色調の再現が可能な、ソニー独自の高画質技術を新たに搭載しました。
主な特長
1.次世代規格「Ultra HD Blu-ray」に対応
高精細な4K解像度(3,840×2,160画素)に加え、広いダイナミックレンジの輝度情報を持つHDR信号に対応した高画質メディア規格「Ultra HD Blu-ray」の再生に対応しました。BT.2020の色域にも対応することで、従来のブルーレイディスクやテレビ放送では表現できなかった色再現が可能になり、映像本来の明るさやコントラスト、鮮やかな色を再現。奥行き感や立体感のある美しい映像をお楽しみいただけます。
Ultra HD Blu-rayは、映像圧縮方式にHEVC(High Efficiency Video Codec)を採用し、圧縮効率を2倍に高めつつ、よりノイズの少ない映像を実現しています。また、画質を左右するビットレートでは、ブルーレイディスクが最大約54Mbpsに対して、Ultra HD Blu-rayでは最大約100Mbpsで収録でき、さらなる高画質を実現します。また、最新の音声フォーマット「Dolby Atmos」に加え、「DTS:X」に対応し、それぞれのフォーマットに対応したAVレシーバーと接続することで、4K HDRの色鮮やかな映像を、全方位から音に包みこまれるシアターのような臨場感あふれる音環境で視聴することが可能です。
2.ソニー独自の高音質技術で、より原音に近い音質を再現
「Ultra HD Blu-ray」に対応し、さらに天面を金属板化することで、スピーカーの音圧による振動を最小限に抑制できるディスクドライブを新たに開発。さらに、AVアンプでも採用している高剛性シャーシや、 メインLSIの上に独自開発のフィンを付けたsfヒートシンクなどを使用することで、音質に影響する振動を極限まで抑えました。FLAC、WAV、ALACなどのハイレゾファイル再生に加えて、DSDについては最大 11.2MHzの再生まで可能となり、より原音に近い臨場感ある高品位な音質を体感できます。また、SA-CD、DVD Audioを含むすべてのディスクメディアの再生が可能です。
また、CD音源やMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリング※2する DSEE HX(TM)にも対応しており、さまざまな音源を高音質でお楽しみいただけます。
3.4K映像が楽しめるさまざまな高画質機能
1)従来の4K テレビやプロジェクターでもHDRコンテンツの魅力を最大限に楽しめる新技術を搭載
HDR非対応の従来の4Kテレビなどで視聴するため、4K HDRのコンテンツをSDRレベルに変換する際、バランスの良いコントラストと自然な色調の再現が可能な、ソニー独自のアルゴリズムを搭載しました。また、テレビ用に5段階、プロジェクター用に5段階の計10段階の変換レベルを設定でき、テレビやプロジェクターの輝度に合わせた最適な明るさのレベルを選ぶことができます。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの監修のもと実現したこの技術により、HDR非対応の従来の4Kテレビやプロジェクターでも、HDRコンテンツの持つ諧調・色彩のディテールを最大限お楽しみいただけます。
2)豊富なインターネット動画コンテンツなど、4K視聴機能の拡充
NETFLIXやYouTube、Amazonビデオの4Kストリーミングコンテンツの視聴が可能です。また、4K以外のコンテンツにおいても、4Kアップコンバート機能により、インターネット動画をはじめ、ブルーレイディスクやDVD、ホームネットワーク経由の映像、USBメディアの映像も、4Kテレビやプロジェクターとの組み合わせでより高画質で視聴できます。新たに、60pのフレームレートのコンテンツまでアップコンバートが可能になり、より豊富なコンテンツを高画質で視聴できるようになりました。
3)MIMOおよびデュアルバンドに対応した無線LAN対応で、安定した無線通信
複数のアンテナを同時に使用してデータ送受信を行う無線通信技術MIMOに対応したWi-Fiモジュールを内蔵し、データ送受信の高速化と接続安定性の向上を実現しました。面倒なケーブル接続なく本体を無線LAN接続し、快適にインターネット経由の動画を視聴できます。ネットワーク非対応テレビでもインターネット動画を楽しめます。
4.その他便利機能
1)音声信号専用のHDMI出力を搭載
従来の映像・音声信号用のHDMI出力に加えて、音声信号専用HDMI出力も搭載。音声信号専用HDMI出力に接続することで、HDCP2.2や 4K HDR非対応のAVアンプもお使いいただけます。
2)「Sony | Music Center」対応で、家のさまざまな場所でワイヤレスで音楽が楽しめる
ホームネットワーク内の複数のワイヤレススピーカーやサウンドバーなどの対応機器を連動させるSony | Music Centerに対応しています。スマートフォンやタブレットにインストールしたSony | Music Centerのアプリで操作することで、本機内のCDやUSBの音楽コンテンツを、他の部屋にあるスピーカーなどでワイヤレスに楽しむことができます。
3)Bluetooth(R)技術対応で、ワイヤレスでも高音質再生
お手持ちのBluetooth対応ヘッドホンと組み合わせれば、深夜でも迫力の音量で映画や音楽をワイヤレスでお楽しみいただけます。また、Bluetooth技術の最大約3倍※3のデータ伝送量を可能とする、ハイレゾ対応オーディオ伝送技術 LDACにも対応。これにより、ハイレゾ音源をはじめ、ブルーレイディスク、DVD、CD、インターネットサービスなど、LDACに対応したBluetooth対応ヘッドホンやワイヤレススピーカーと組み合わせることで、高音質なワイヤレス再生をお楽しみいただけます。
また新たに、テレビで視聴しているコンテンツの音源を、HDMI経由でテレビから出力すると同時に、Bluetooth経由でワイヤレススピーカーに音声出力することが可能になりました。これにより、テレビから離れている場合も、ワイヤレススピーカーでも音声を同時に楽しむことができます。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201705/17-0508B/
※1: HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、通常の放送などで使用されているSDR(スタンダードダイナミックレンジ)信号に比べ、広いダイナミックレンジの輝度情報を扱えるようになります。これにより、白飛びしてしまいがちな明るい部分の色味や潰れてしまいがちな暗部の階調も再現し、肉眼で見ているかのような奥行き感や立体感のある映像を再現できます。
※2: 最大96kHz/24bit相当まで拡張。
※3: Bluetooth A2DPのSBC(328kbps、44.1kHz時)との比較。
概要:ソニー
詳細は www.sony.co.jp をご覧ください。