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TOKYO, Dec 28, 2016 - (JCN Newswire) - 当社は、2017年1月4日(水曜日)よりADME Database バージョン45を発売いたします。
医薬品開発のスピードアップが望まれる昨今、医薬品候補化合物の発見から、臨床に至るまで長期間を必要とする現状があります。このようななかで、医薬品開発において重要となる、薬物代謝に関する文献が数多く発表されており、その文献から目的とする情報を収集するために多大な手間と時間がかかっています。ADME Databaseは非臨床の薬物代謝を中心にデータを収載しており、Webブラウザからキーワードや化学構造を入力することで、効率的に目的とする情報を収集することができます。
今回は、約170件の文献から約1,200件の非臨床薬物代謝データ(注1)と、約200件の臨床薬物相互作用データを追加しました。
ADME Databaseは、クロアチアのレンディック博士(注2)が文献から収集したヒトの薬物動態関連たんぱく質・薬物の情報(注3)を中心としたデータベースです。主に製薬企業における新薬開発、および大学教育の分野でご利用いただいています。
ADME Database バージョン45
製品名: ADME Database バージョン45
特長:
- ヒトの薬物代謝酵素に特化したデータベース: ヒトの主要な薬物代謝酵素(チトクロームP450)を中心に、約 119,700 件の試験管内実験のデータを収載しています。
- キーワードや構造による検索: 検索は、キーワード選択のみで行う方法と、複雑な条件を入力して行う方法とがあります。薬物とその代謝物に対して、部分構造や類似構造を検索することも可能です。
- 臨床薬物相互作用検索: ADME Databaseに収載された臨床薬物相互作用データをキーワードや構造で検索することが可能です。
発売日: 2017年1月4日(水曜日)
価格
- 企業/国公立研究機関向け(同時アクセス数 10)
-- 全データベースパックA (注4): 1,620,000円/年(税込)
-- 全データベースパックB (注5): 1,944,000円/年(税込)
- 教育機関向け
-- 全データベースパックA (注4):
研究室ライセンス(同時アクセス数 1): 270,000円/年(税込)
サイトライセンス(同時アクセス数 50): 810,000円/年(税込)
販売目標: 1年間に30契約を目標とします。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
www.fujitsu.com/jp/group/kyushu/resources/news/press-releases/2016/1228.html
用語説明
注1 非臨床薬物代謝データ: 試験管内実験の薬物代謝酵素に関する情報です。
注2 レンディック博士: Dr. Slobodan Rendicは、薬物動態分野の著名な研究者です。
注3 薬物動態関連たんぱく質・薬物の情報: 投与された薬物が作用発現部位に到達する過程における、吸収、分布、代謝、排泄などに関連するたんぱく質情報です。
注4 全データベースパックA: 薬物代謝酵素+トランスポータ+キネティックデータベース
注5 全データベースパックB: 全データベースパックA+臨床薬物相互作用データベース
概要:富士通株式会社
詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。