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TOKYO, Dec 5, 2016 - (JCN Newswire) - 三菱商事株式会社(以下、三菱商事)と株式会社日立製作所(以下、日立製作所)は、10月18日に、ドローンを始めとする航空機や人工衛星による上空からのデータ取得と、クラウドによるデータ解析を組み合わせた産業用総合リモートセンシングサービス(※)の企画・開発・販売を行う合弁会社として、株式会社スカイマティクス(SkymatiX, Inc. 以下、新会社)を設立し、12月5日に新事務所にて営業を開始しましたので、お知らせ致します。新会社の出資比率は三菱商事66%、日立製作所34%となります。
また、三菱商事は新会社の設立と共に、産業用ドローンの最先端の技術開発を行う株式会社プロドローン(以下、プロドローン)に出資しましたことを、併せてお知らせ致します。
第4次産業革命が進行するIoT社会において、ドローンや人工衛星に搭載したセンサーが上空から取得するデータは、あらゆる産業分野で事業の効率化、低コスト化及び正確性の向上をもたらすことが期待されています。しかしながらこうしたデータの取得や業務に活かすための解析を行うシステムを、自社で構築し運用することは容易なことではありません。
新会社は、三菱商事が有する国内外の幅広いネットワークと蓄積された事業経験により顧客ニーズを開拓し、日立製作所が有するITと社会インフラ両分野の専門技術とプロドローンによる産業用ドローンの開発力を組み合わせ、データの取得から解析までを一手に引き受ける最適なソリューションにより、各種産業のニーズに対応して参ります。
具体的には、農業分野においては、専用ドローンによる正確かつ効率的な農薬散布のサービスや作物の生育状況の分析結果を提供するサービスを、建設分野では、現場において各部品につけたICタグをドローンで読み取ることで、効率的かつ安全に部品の加工状態や在庫状況を確認できるサービスを2017年から提供開始します。
将来的には、これらソリューションを提供する過程で蓄積されるビッグデータと、進化するIoT 技術を組み合わせることで、データプラットフォームのサービス提供も目指します。これにより、各産業分野の行動、意思決定につながる高度な解析や、産業分野を超えた新しい価値創出を支援します。
新会社は多様化するニーズに先進のテクノロジーと豊富なノウハウを活かして、最適なソリューションを提供し、リモートセンシングサービスの普及とあらゆる産業の発展に貢献してまいります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.mitsubishicorp.com/jp/ja/pr/archive/2016/html/0000031614.html
※リモートセンシング
人工衛星や航空機などに搭載した観測機器を使い対象を遠隔から測定する手段
概要:三菱商事株式会社
詳細は www.mitsubishicorp.com をご参照ください。