Paris Aeroportがジェムアルトを採用し、出入国管理での容易かつ安全な乗客の流れを実現
JCN Newswire 2016年11月30日 16:00:00
ジェムアルトと同社の信頼できるパートナーであるAutomatic Systemsは、Paris Aeroportに採用され、自動化ゲート87台をパリのシャルルドゴール空港とオルリー空港に供給します。2017年春までに、乗客はパスポートと指紋認証のみで、ジェムアルトが提供する新しくより迅速な自動化ゲートを通過できるようになり、パリの主要な空港での出発・到着時の時間を短縮できます。パリの空港では、毎年9,520万人にのぼる乗客が利用しており、乗客の流動性を改善しながら、最善のセキュリティを確保することを目標としています。
本プロセスは迅速かつユーザーフレンドリーであり、なおかつ高度なセキュリティが確保されています。乗客は自動化ゲートで電子パスポート、そして指を提示します。指紋は電子パスポートに格納された生体認証データと照合されます。自動化ゲートで旅行者の身元確認を行っている間、国境警備職員はリアルタイムで情報のモニタリングを続け、出入国管理を行うことができます。
ジェムアルトの政府プログラム担当執行バイス・プレジデントを務める Frederic Trojaniは、本プロジェクトは乗客と国境警備職員の両方にとってメリットがあると説明します。「乗客の観点からは、当社ソリューションでは、自動化ゲートの通過までほんの数秒しかかからないため、中断されずに進むことができます。また、生体認証技術を最適利用することで、不正行為の検出件数が増加し、出入国管理のセキュリティも強化できます。」
本ソリューションは、今後、現行の指紋認証から顔認証の実現に向け、進化するよう設計されています。元請業者のジェムアルトは、ボロレ グループ子会社であるAutomatic SystemsとIERの2社と協業して、本プロジェクトを展開しています。
ジェムアルトについて
ジェムアルト（ユーロネクスト NL0000400653 GTO）はデジタルセキュリティの世界的なリーダー企業であり、2015年の年間売上高は31億ユーロを記録し、世界の180ヶ国以上に顧客を有しています。ジェムアルトは、急速に発展し、密接につながったデジタル社会に信頼をもたらします。
当社技術とサービスにより、企業や行政機関は本人認証とデータ保護が可能となり、個人用デバイス、コネクテッド・オブジェクト、クラウド、およびこうしたデバイス・環境間で安全性を保ち、サービスを提供することができます。
ジェムアルトのソリューションは、決済から企業セキュリティ、さらにモノのインターネットまで、現代生活の中心に据えられています。当社は人々、取引、オブジェクトの認証を行い、データを暗号化し、ソフトウェアに価値を生み出します。これにより、当社のお客様は何十億もの人々やモノにセキュアなデジタルサービスを提供することができます。
当社は世界49ヶ国に118の事業所、45の発行センターおよびデータセンター、27の研究所およびソフトウェア開発拠点を構え、1万4千人以上の従業員を擁しています。
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