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TOKYO, Nov 28, 2016 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱重工印刷紙工機械株式会社(社長:清水 雅巳、本社:広島県三原市)は、株式会社神戸新聞社(本社:神戸市中央区)から新聞用オフセット輪転機「DIAMONDSPIRIT(ダイヤモンドスピリット)」を2セット受注しました。兵庫県姫路市に建設予定の新工場に設置されるもので、2019年春の稼働を予定しています。
ダイヤモンドスピリットは、1時間に最大16万部の新聞を印刷する能力があります。刷版を巻き付ける版胴を「4頁幅×1頁周長」(4×1輪転機)としたことで、版胴が4頁幅×2頁周長(4×2輪転機)の従来機に比べ、刷版の使用枚数を半減させるとともに、消費電力も低減させ、ランニングコストを引き下げた省エネ型です。また、機械全体のコンパクト化および軽量化に加え、版胴が1頁周長に小径化したことで回転する際に激しくなる振動を大幅に抑制する独自の工夫を採用し、印刷品質を高めています。
神戸新聞社は、朝刊約53万部、夕刊約19万部の「神戸新聞」を発行する兵庫県内で最大部数を誇る新聞社で、1898年(明治31年)の創刊から120年近い歴史があります。また、同新聞社は「デイリースポーツ」も全国規模で発行しています。
同新聞社には、1999年にオフセット輪転機「LITHOPIA BTO-N4」を2セット納入し、2006年には同機の印刷ユニット増設工事を行いました。今回の受注は、機種選定において40セットを超えるダイヤモンドスピリットの納入・稼働実績を通じて実証された安定した稼働状況、高い印刷品質、低いランニングコストに加え、三菱重工印刷紙工機械の充実したアフターサービス体制などが評価されたことによるものです。
三菱重工印刷紙工機械は、今回の受注を弾みとして、きめ細かい提案型営業に一層力を注ぎ、国内外の新聞用オフセット輪転機市場で多様な顧客ニーズを掘り起こし、新聞印刷現場における紙面品質や生産性の向上に貢献していきます。
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概要:三菱重工業株式会社
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担当窓口:三菱重工印刷紙工機械株式会社
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