TOKYO, Sep 26, 2016 - (JCN Newswire) - NECエナジーデバイス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:澤村治道)は、業界に先駆け、業務用ドローン(以下、ドローン)向けに本格的な実運用が可能な、高出力で安全性の高いリチウムイオン二次電池のプロトタイプを開発し、実用化に目処を付けました。

この二次電池は、当社が過去20年間におよぶ動力用リチウムイオン二次電池の開発で培ったノウハウを基に新たに開発したもので、出力や安全性に加えてエネルギー密度を高め、ドローンの軽量化に貢献するとともに、長寿命化により運用面での経済性向上を可能にしました。ドローン用として従来採用されているリチウムポリマー(Li-Po)二次電池に比べ、飛行可能回数が2倍以上となり、また低温での使用範囲も拡がるなど実用性能が向上しています。これにより、空撮用や地形モニター用に加え、輸送用や農薬散布用など、本格的な実運用が可能となります。

また、本二次電池の実機による飛行性能試験にあたっては、国内ドローン分野で最先端の企業である「株式会社自律制御システム研究所(略称:ACSL 本社:千葉県千葉市、代表取締役:野波健蔵)」に評価いただきました。

NECエナジーデバイスは、今回開発したリチウムイオン二次電池を、ドローンをはじめ、ロボットなど、様々な用途の駆動用電源に活用いただける製品として提供して参ります。

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概要:日本電気株式会社(NEC)

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記事名:「 NECエナジーデバイス、業務用ドローンに最適なリチウムイオン二次電池を開発