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SUNNYVALE, CA, Sep 1, 2016 - (JCN Newswire) - Intelligent Transport Networksを開発・販売するInfineraは本日、同社のプログラマブル・マルチレイヤ伝送ネットワークをSDNで自動化するために開発された、統合化されたオープンでモジュール型のソフトウェア・コンポーネント群であるXceed Software Suite(略称:Xceed)を発表しました。Xceed Multi-layer SDN PlatformとXceed Applicationsが含まれているこの新しいソフトウェア・スイートにより、サービスプロバイダは新たな収入源を得ることができ、またネットワーク効率が高まることで運用コストを低減させることができます。
サービスプロバイダは、自社データセンター内でSDNを使って、仮想化されたデバイスや機能のネットワークの自動化を開始していますが、ネットワークのメトロやコアの部分にまでSDNによる自動化を拡張していないのが現状です。その間、メトロネットワークやコアネットワークのトラフィック・パターンはますます多様化し、予測不能になってきています。サービスプロバイダは、レガシー・システムを使用していることで、帯域を起動させ、ネットワーク・リソースを再構成し、アプリケーション要求に迅速に対応することに苦労しています。
Xceed Software Suiteは、オープンで専用のマルチレイヤSDNプラットフォームと直ちに収益を得られるアプリケーションを実現し、Infineraの伝送ネットワークの強力な拡張性、柔軟性、およびプログラマビリティを活用することで、このような課題を解決できるよう設計されています。
専用プラットフォーム:Xceed Multi-layer SDN Platformは、ロングホール(長距離)、メトロ、およびデータセンター間接続アプリケーションを網羅するInfineraのエンドツーエンドIntelligent Transport Network製品群に拡張性を備えたSDN制御をもたらします。OpenDaylightのオープンソースSDNコントローラで開発されたXceedプラットフォームには、Infineraが開発した先進的なマイクロサービスであるXceed Multi-layer Path Computation Element(PCE)が採用されており、高機能なネットワーク・アブストラクション・レイヤにはInfineraの実証済みOpen Transport Switch(OTS)ソフトウェアが組み込まれています。Xceed Multi-layer SDN Platformは、さまざまなオープンなアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)、規格準拠の情報モデル、およびオープンソースコンポーネントの採用により、迅速なアプリケーション開発と展開のための新しい基準を確立します。
直ちに収益を得られるアプリケーション:Xceed Applicationsにより、Infineraのパケット光伝送ネットワークはより、スケーラブル、柔軟、およびプログラマブルになり、その結果、サービスプロバイダは、ネットワーク効率を高めつつ、サービス配信を向上させ、自社の収益を保護し、増加させるという目標を達成することができます。Xceed Applicationsの最初のリリースには、次の機能が含まれています。
- Xceed Dynamic Bandwidth: ODUFlexおよびMetro Ethernet Forum(MEF)準拠のイーサネット波長サービスを含むOptical Transport Network(OTN)のオンデマンド・プロビジョニングを実現します。Xceed Dynamic Bandwidthは、プログラマブルなオンデマンドの容量アクティベーションを可能にすることで、より迅速なサービス・プロビジョニング、パケット、デジタル、および光レイヤにおけるより効率的なリソース使用、およびネットワーク利用率を向上できるよう設計された柔軟性のある環境を構築することができます。
- Xceed Instant Virtual Networks: サービスプロバイダのネットワークを容易に仮想化できるため、物理ネットワークインフラストラクチャ上で仮想伝送ネットワーク・トポロジーを定義することができます。Layer1(OTN)Instant Virtual Network(IVN)を使用して、複数の仮想伝送ネットワークを構成することができ、それぞれのネットワークはエンドユーザのアプリケーションに適応したOTNスイッチ、光ルーティング、および保護機能を持つスタンドアローン伝送ネットワークとして稼働します。
Xceed Software Suiteにより、当社、当社パートナー、および当社の顧客は、完全にオープンでダイナミックなマルチレイヤSDN制御ネットワークの構築において重要な役割を担います。
Windstream社Network Architecture and Technology担当バイスプレジデントのアート・ニコルズ氏(Art Nichols)は次のように述べています、「国内の主力高帯域サービス提供会社である当社は、当社の企業およびサービス卸売顧客が効率的なサービス・プロビショニングおよびより柔軟なオンデマンド接続を求めていることを認識しています。戦略的なベンダー企業として、Infineraは当社と協力して、当社の顧客のニーズに応える実践的なソリューションを積極的に開発しています。当社は現在、Xceed Multi-layer SDN Platform with Dynamic Bandwidthをテスト中で、近々それを導入し、卓越した顧客体験を提供する当社の取り組みを強化する計画です」
GEANT社最高執行責任者(COO)のマーク・ジョンストン氏(Mark Johnston)は、次のように述べています。「当社は、SDNの導入でInfineraと緊密なパートナーシップを組み、最近ではTransport SwitchとPacket Switching Moduleの評価を行い、当社の光ネットワークとパケットネットワーク間のマルチレイヤ・プログラマビリティのテストを行いました。当社のアフロダイト・セバスティ(Afrodite Sevasti)率いるSDN開発チームと緊密に協力し、当社はXceed Software Suiteの力を活用して、マルチレイヤ制御機能を実装し、そのマルチドメイン相互運用機能を簡素化することで、ネットワークの効率を高め、オンデマンド・サービスを提供する計画です。結果的に、当社のネットワーク能力と価値が一段と高まることにもなるでしょう」
Infineraの共同設立者で社長のデビッド・ウェルチ(David Welch)は、次のように述べています。「Xceed Software Suiteの発表は、顧客にインテリジェントな帯域を無限に使えるよう支援している当社にとって重要な出来事です。Xceedにより、当社の顧客は、自動化、インテリジェントなマルチレイヤ・インテリジェンス、およびプログラマビリティを入手することで、オープン・アプローチによる新しい差別化されたSDNアプリケーションを迅速に提供できるようになります。サービスプロバイダは、最小の運用費用で、導入済みのテラビット単位の容量を容易にかつ迅速に起動させ、制御することができます」
InfineraのXceed Software Suiteは現在、限定された顧客によってテスト運用されており、出荷開始時期は、2016年第4四半期を予定しています。
Infinera社について
Infinera(NASDAQ:INFN)は、通信事業者、クラウド事業者、政府機関、および企業がネットワーク帯域を拡張し、サービス革新を加速し、光ネットワークの運用を簡素化することが可能なIntelligent Transport Networksを提供しています。当社のエンドツーエンドのパケット光製品群は、長距離、海底、データセンター相互接続、およびメトロ・アプリケーション用に設計されています。当社独自の大規模フォトニック集積回路は、最も条件の厳しいネットワーク環境向けに革新的な光ネットワーク・ソリューションを提供します。Infineraの詳細情報は www.infinera.com を、TwitterはTwitter @Infinera を、ブログは blog.infinera.com をご覧ください。
*InfineraとInfineraロゴはInfinera Corporationの登録商標です。
このプレスリリースには、Infinera製品を現在および将来、導入した際の技術的および経済的な利点を含む(それに限定はされない)、将来を予測する記述が含まれています。これらの記述は、実際の結果を保証するものではなく、また、今後の活動や将来の業績を示すものでもありません。様々なリスク要因や不確実性要素により、実際の結果はこれらの予測とは大きく異なる可能性があります。Infineraの事業に影響を及ぼすこれらのリスク要因や不確実性要素に関する情報は、2016年8月2日にSECに提出したInfineraの2016年度(6月25日完了)、四半期報告書Form 10-Qのリスク項目に、またその後必要に応じて提出している報告書に記載されています。これらの報告書を入手するには、Infineraのサイト( www.infinera.com )にアクセスするか、SECのサイト www.sec.gov にアクセスしてください。Infineraは、これらの将来を予測する記述に対するいかなる義務も負いません、またその記述を変更する意図もありません。
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