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東京, 2025年7月16日 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫)は、当社と BioArctic AB(本社:スウェーデン、以下 バイオアークティック)が創製した早期アルツハイマー病(早期 AD*)を適応とする、ヒト化抗ヒト可溶性アミロイドβ(Aβ)凝集体(プロトフィブリル)モノクローナル抗体レカネマブ(製品名:「レケンビ®」)の創薬研究が、一般財団法人バイオインダストリー協会より「第 9 回 バイオインダストリー大賞」を受賞したことをお知らせします。
同賞は、バイオインダストリーの発展に大きく貢献した、または今後の発展に貢献すると期待される業績を表彰するもので、今年で 9 回目となります。今回の受賞は、「1992 年に提唱された AD の原因と進行メカニズムの代表的な仮説であるアミロイドカスケード仮説に沿って、アークティックミューテーションを起点に、特に神経毒性の強いAβプロトフィブリルをターゲットに鋭意開発を進めたレカネマブの成功は、日本発の世界に打って出る創薬研究の成果であり、国内外のバイオインダストリーの発展への貢献が期待される」と評価されました。
AD は進行性の重篤な疾患であり、当事者様だけでなく、ケアパートナー、そして社会にも大きな影響を及ぼすグローバルなヘルスケア課題です。当社は、企業理念である「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」のもと、当事者様とそのご家族に寄り添いながら、認知症領域における約 40年にわたる創薬活動に加えて、医療関係者をはじめ、学会、当事者様団体、ケアセンター、健診企業、診断企業など、さまざまなステークホルダーズと協働し、AD の啓発、早期診断・治療の実現をめざす認知症エコシステムの構築を推進し、その難題にチャレンジしてきました。当社は、「レケンビ」をより多くの必要とする早期 AD 当事者様にお届けするとともに、認知症エコシステムの構築を加速させ、引き続き認知症の諸課題に対するポジティブなインパクトを創出してまいります。
レカネマブについて、エーザイは、開発および薬事申請をグローバルに主導し、エーザイの最終意思決定権のもとで、エーザイとバイオジェン・インク社(米国)が共同商業化・共同販促を行います。
URL https://www.eisai.co.jp/news/2025/pdf/news202547pdf.pdf
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