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「ほんとに無音やないかい!」ってならないのでしょうか。それともオーストリア人はどんな曲よりも無音を好むのでしょうか。いやいやどうなっているのでしょうか。
今回はその真相に迫りたいと思います!
実はこの曲、オーストリア人アーティスト、ラウル・ハスペル(Raoul Haspel)氏が欧州各国における難民の待遇への抗議として制作したものだったんです。
欧州は今、難民数が膨れ上がり緊急事態となっています。
曲の価格は99ユーロセント(約140円)で、作品の収益は全てオーストリア・ウィーン(Vienna)南方にある過密状態の施設、トライスキルヘン(Traiskirchen)難民センターの支援に充てられるのです。
オーストリアやドイツのラジオ局では、曲の全部もしくは一部分が本当に放送されているんだとか。
こんな方法もあるのか!とあっと驚かせるキャンペーンでした。
この曲の意図を知った人々のチャリティー精神によってランキング1位になった、というのはとても素敵な話ですね。