NTTコミュニケーションズは、NTTグループのTransatel SASと共同で、BMWの車両オーナー向けに車内インターネット利用サービス「パーソナルeSIMサービス」を提供することを発表しました。このサービスには、Transatelのプリペイド型モバイルデータ通信サービス「Ubigi」が採用されています。

この「Ubigi」サービスは、2022年7月から日本国内の新型BMW7シリーズで提供されていましたが、今回、欧州のドイツ、フランス、イギリス、アイルランド、ベルギー、ルクセンブルク、スペイン、ポルトガル、イタリア、オランダ、スイス、オーストリア、ポーランド、チェコでも利用可能となります。これにより、BMW車両内で4G/5Gデータプランを利用して車内WiFiホットスポットやフロントシート用のビデオストリーミングサービスなど、さまざまなインフォテインメントサービスが楽しめるようになります。

NTTコミュニケーションズは、サービスの企画や基本設計を担当し、TransatelはUbigi提供のための機能開発および実装を担当します。

今後、NTTコミュニケーションズとTransatelは、BMW車両向けの車内インターネット利用サービスをさらに欧州各国および欧州域外へと拡大していく予定です。これにより、NTTコミュニケーションズはTransatelとともにグローバルな自動車分野での事業基盤の拡大を加速させることを目指しています。

情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 欧州のBMWオーナー向けネットサービスに4Gや5Gを使ったプリペイド型の通信サービスが採用