2024年7月17日、東日本旅客鉄道(JR東日本)、NTTコムウェア、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、ビーマップ(ビーマップ)は、AIレコメンド機能を活用した観光体験を提案する実証実験の第2弾を発表しました。今回の実証実験は、盛岡市内および岩手県全域への観光客の回遊率向上や地域ファンの創出を目的としています。

この実証実験は、2024年2月に実施された第1弾の成果を踏まえて行われるものです。第1弾では「もりおかめくり」というアプリを約1.7万人に利用してもらい、AIによる旅体験の提案が盛岡への来訪機会創出に効果があることが確認されました。今回の第2弾では、さらにリアルタイムで観光客に合わせたレコメンド情報をプッシュ通知することで、観光客の行動変容を促進し、盛岡市内および岩手県全域への回遊を促進します。

実証実験の概要(出典:東日本旅客鉄道)

今回の実証実験は、2024年7月19日から12月31日までの期間で行われます。実験の対象となるのは、利用者の属性や閲覧履歴、興味関心、同伴者の情報、場所、時間、天候などの条件を基にした「おすすめ体験」や「店舗・施設からのお知らせ」などの情報です。プッシュ通知の開封率や閲覧履歴、アンケートの集計・分析を通じて、地域の回遊率向上への貢献度を検証します。

「もりおかめくり」アプリは、NTTコムウェアの「LIKEUP UXエンジン」を活用して、観光客のリアルタイムな状況に合わせておすすめ情報やスポットを提案するサービスです。実証実験中は無料で利用可能で、App StoreやGoogle Playからダウンロードできます。アプリを利用することで、盛岡の観光スポットや施設、店舗、旅行記や紹介記事を参照でき、プッシュ通知を有効にすると「おすすめ体験・イベント情報」や「店舗・施設からのお知らせ」などをリアルタイムで受け取ることができます。

JR東日本盛岡支社の社員が岩手県内のおすすめグルメや観光地を紹介するコンテンツも「もりおかめくり」上で公開され、観光客に岩手県内の他のエリアにも足を延ばしてもらう新たな旅体験の創出を目指します。

この実証実験において、JR東日本はWaaS共創コンソーシアムの運営と実証実験の企画を担当し、NTTコムウェアはアプリケーションの提供、データ分析基盤の提供、コンテンツ制作、オンラインプロモーションを担当します。NTT Comはアンケートの実施とデータ分析を行い、ビーマップはオフラインプロモーションを担当します。

関連リンク
東日本旅客鉄道株式会社
https://www.jreast.co.jp/


情報提供元: DXマガジン_テクノロジー
記事名:「 AIがオススメの旅体験をレコメンド、JR東日本などが観光客の回遊を促進させる実証実験開始